USR_DFLT_TBSPC_NAMEPOLICYデフォルト表領域 USR_DFLT_TBSPC_DESCPOLICYSYSTEMまたはSYSAUXがデフォルト表領域としてユーザーに割り当てられていないことを確認します USR_DFLT_TBSPC_IMPACTPOLICYユーザー・オブジェクトはデフォルト表領域に作成されます。ユーザーのデフォルト表領域を正しく設定しない(SYSTEMまたはSYSAUX)と、使用可能な領域をすべて消費するため、データベースが停止する可能性があります。 USR_DFLT_TBSPC_RECOMMPOLICYSYSTEMまたはSYSAUXがデフォルト表領域として定義されているユーザーの表領域を割り当てなおします。 USR_TEMP_TABSPC_NAMEPOLICYユーザーの一時表領域 USR_TEMP_TABSPC_DESCPOLICYSYSTEMまたはSYSAUXが一時表領域としてユーザーに割り当てられていないことを確認します USR_TEMP_TABSPC_IMPACTPOLICYユーザーの一時オブジェクトは一時表領域に作成されます。ユーザーの一時表領域を正しく設定しない(SYSTEMまたはSYSAUX)と、使用可能な領域をすべて消費するため、データベースが停止する可能性があります。 USR_TEMP_TABSPC_RECOMMPOLICYSYSTEMまたはSYSAUXがデフォルトの一時表領域として定義されているユーザーの表領域を割り当てなおします。 TABLESPACE_QUOTA_NAMEPOLICY無制限の表領域割当て TABLESPACE_QUOTA_DESCPOLICYデータベース・ユーザーに対する表領域の割当てが制限されていることを確認します TABLESPACE_QUOTA_IMPACTPOLICY表領域を無制限に割り当てると、割当て済ディスク領域がすべて使用され、データベースが応答しなくなる可能性があります。 TABLESPACE_QUOTA_REOMMPOLICY表領域を無制限に割り当てられているユーザーに対して、表領域の割当てを制限してください。 AUDIT_FILE_DEST_NAMEPOLICY監査ファイル保存先 AUDIT_FILE_DEST_NAME_NTPOLICY監査ファイル保存先(Windows) AUDIT_FILE_DEST_DESCPOLICY監査ファイル・ディレクトリへのアクセスが、Oracleソフトウェア・セットの所有者およびDBAグループに制限されていることを確認します。 AUDIT_FILE_DEST_IMPACTPOLICYAUDIT_FILE_DEST初期化パラメータは、Oracle監査機能で監査ファイルを作成するディレクトリを指定します。このディレクトリに対するパブリック読取り権限を付与すると、起動、停止および優先接続のログ情報などの重要な情報が公開される可能性があります。 AUDIT_FILE_DEST_RECOMMPOLICY監査ファイル・ディレクトリに対する権限を、Oracleソフトウェア・セットの所有者およびDBAグループに制限してください。パブリックに対して読取り権限、書込み権限および実行権限を付与しないでください。 USER_DUMP_DEST_NAMEPOLICYユーザー・ダンプ保存先 USER_DUMP_DEST_NAME_NTPOLICYユーザー・ダンプ保存先(Windows) USER_DUMP_DEST_DESCPOLICYトレース・ファイル・ディレクトリへのアクセスが、Oracleソフトウェア・セットの所有者およびDBAグループに制限されていることを確認します USER_DUMP_DEST_IMPACTPOLICYサーバー・プロセスのトレース・ファイルは、USER_DUMP_DEST初期化パラメータで指定されたディレクトリに保存されます。このディレクトリに対するパブリック読取り権限を付与すると、データベースおよびアプリケーションに関する内部の重要な機密情報の詳細が公開される可能性があります。 USER_DUMP_DEST_RECOMMPOLICYユーザー・ダンプ・ディレクトリに対する権限を、Oracleソフトウェア・セットの所有者およびDBAグループに制限してください。パブリックに対して読取り権限、書込み権限および実行権限を付与しないでください。 BKGRND_DUMP_DEST_NAMEPOLICYバックグラウンド・ダンプ保存先 BKGRND_DUMP_DEST_NAME_NTPOLICYバックグラウンド・ダンプ保存先(Windows) BKGRND_DUMP_DEST_DESCPOLICYトレース・ファイル・ディレクトリへのアクセスが、Oracleソフトウェア・セットの所有者およびDBAグループに制限されていることを確認します BKGRND_DUMP_DEST_IMPACTPOLICYログ・ライター・プロセスやデータベース・ライター・プロセスなどのバックグラウンド・プロセスは、データベース操作の状態変化および例外やエラーの記録にトレース・ファイルを使用します。トレース・ファイルは、BACKGROUND_DUMP_DEST初期化パラメータで指定されたディレクトリに保存されます。このディレクトリに対するパブリック読取り権限を付与すると、データベースおよびアプリケーションに関する内部の重要な機密情報の詳細が公開される可能性があります。 BKGRND_DUMP_DEST_RECOMMPOLICYバックグラウンド・ダンプ・ディレクトリに対する権限を、Oracleソフトウェア・セットの所有者およびDBAグループに制限してください。パブリックに対して読取り権限、書込み権限および実行権限を付与しないでください。 CORE_DUMP_DEST_NAMEPOLICYコア・ダンプ保存先 CORE_DUMP_DEST_NAME_NTPOLICYコア・ダンプ保存先(Windows) CORE_DUMP_DEST_DESCPOLICYコア・ダンプ・ファイル・ディレクトリへのアクセスが、Oracleソフトウェア・セットの所有者およびDBAグループに制限されていることを確認します CORE_DUMP_DEST_IMPACTPOLICYコア・ダンプ・ファイルは、CORE_DUMP_DEST初期化パラメータで指定されたディレクトリに保存されます。このディレクトリに対するパブリック読取り権限があると、コア・ダンプ・ファイルから機密情報が公開される可能性があります。 CORE_DUMP_DEST_RECOMMPOLICYコア・ダンプ・ディレクトリに対する権限を、Oracleソフトウェア・セットの所有者およびDBAグループに制限してください。パブリックに対して読取り権限、書込み権限および実行権限を付与しないでください。 CONTROL_FILES_NAMEPOLICY制御ファイルの権限 CONTROL_FILES_NAME_NTPOLICY制御ファイルの権限(Windows) CONTROL_FILES_DESCPOLICY制御ファイル・ディレクトリへのアクセスが、Oracleソフトウェア・セットの所有者およびDBAグループに制限されていることを確認します CONTROL_FILES_IMPACTPOLICY制御ファイルとは、データファイルへのアクセスを制御するバイナリ構成ファイルです。制御ファイルは、CONTROL_FILES初期化パラメータで指定されたディレクトリに保存されます。このディレクトリに対するパブリック書込み権限があると、セキュリティ上の重大な問題を引き起こす可能性があります。 CONTROL_FILES_RECOMMPOLICY制御ファイル・ディレクトリに対する権限を、Oracleソフトウェア・セットの所有者およびDBAグループに制限してください。パブリックに対して読取り権限および書込み権限を付与しないでください。 OH_DATAFILES_PERM_NAMEPOLICYOracleホーム・データファイルの権限 OH_DATAFILES_PERM_NAME_NTPOLICYOracleホーム・データファイルの権限(Windows) OH_DATAFILES_PERM_DESCPOLICYデータファイルへのアクセスが、Oracleソフトウェア・セットの所有者およびDBAグループに制限されていることを確認します OH_DATAFILES_PERM_IMPACTPOLICYデータファイルにはすべてのデータベース・データが含まれています。パブリックからデータファイルの読取りが可能な場合、このデータに対するデータベース権限のないユーザーがデータファイルを読み取ることができます。 OH_DATAFILES_PERM_RECOMMPOLICYデータファイルに対する権限を、Oracleソフトウェア・セットの所有者およびDBAグループに制限してください。パブリックに対して読取り権限および書込み権限を付与しないでください。 OH_SPFILE_PERM_NAMEPOLICYサーバー・パラメータ・ファイルの権限 OH_SPFILE_PERM_NAME_NTPOLICYサーバー・パラメータ・ファイルの権限(Windows) OH_SPFILE_PERM_DESCPOLICYサーバー・パラメータ・ファイルへのアクセスが、Oracleソフトウェア・セットの所有者およびDBAグループに制限されていることを確認します OH_SPFILE_PERM_IMPACTPOLICYサーバー・パラメータ・ファイル(SPFILE)を使用すると、初期化パラメータをサーバー側ディスク・ファイルで永続的に保存および管理できます。SPFILEがパブリックからアクセス可能な場合、機密情報に関する初期化パラメータがスキャンされ、データベースのセキュリティ・ポリシーが公開される可能性があります。SPFILEを検索してOracleデータベース構成の設定の脆弱性を見つけることもできます。 OH_SPFILE_PERM_RECOMMPOLICYサーバー・パラメータ・ファイル(SPFILE)に対する権限を、Oracleソフトウェア・セットの所有者およびDBAグループに制限してください。パブリックに対して読取り権限および書込み権限を付与しないでください。 OH_INITORA_PERM_NAMEPOLICY初期化パラメータ・ファイルの権限 OH_INITORA_PERM_NAME_NTPOLICY初期化パラメータ・ファイルの権限(Windows) OH_INITORA_PERM_DESCPOLICY初期化パラメータ・ファイルへのアクセスが、Oracleソフトウェア・セットの所有者およびDBAグループに制限されていることを確認します OH_INITORA_PERM_IMPACTPOLICY従来Oracleではテキストの初期化パラメータ・ファイルに初期化パラメータを格納します。初期化パラメータ・ファイルがパブリックからアクセス可能な場合、機密情報に関する初期化パラメータがスキャンされ、データベースのセキュリティ・ポリシーが公開される可能性があります。IFILEを検索してOracleデータベース構成の設定の脆弱性を見つけることもできます。 OH_INITORA_PERM_RECOMMPOLICY初期化パラメータ・ファイルに対する権限を、Oracleソフトウェア・セットの所有者およびDBAグループに制限してください。パブリックに対して読取り権限および書込み権限を付与しないでください。 OH_IFILE_PERM_NAMEPOLICYIFILE参照先ファイルの権限 OH_IFILE_PERM_NAME_NTPOLICYIFILE参照先ファイルの権限(Windows) OH_IFILE_PERM_DESCPOLICYIFILEパラメータに参照されるファイルへのアクセスが、Oracleソフトウェア・セットの所有者およびDBAグループに制限されていることを確認します OH_IFILE_PERM_IMPACTPOLICYIFILE初期化パラメータを使用すると、他の初期化パラメータ・ファイルの内容を現在の初期化パラメータ・ファイルに埋め込むことができます。初期化パラメータ・ファイルがパブリックからアクセス可能な場合、機密情報に関する初期化パラメータがスキャンされ、データベースのセキュリティ・ポリシーが公開される可能性があります。初期化パラメータ・ファイルを検索してOracleデータベース構成の設定の脆弱性を見つけることもできます。 OH_IFILE_PERM_RECOMMPOLICYIFILE初期化パラメータに参照されるファイルに対する権限を、Oracleソフトウェア・セットの所有者およびDBAグループに制限してください。パブリックに対して読取り権限、書込み権限および実行権限を付与しないでください。 OH_BIN_FILE_OWNER_NAMEPOLICYOracleホーム実行可能ファイルの所有者 OH_BIN_FILE_OWNER_DESCPOLICYORACLE_HOME/binフォルダ内のすべてのファイルおよびディレクトリの所有者がOracleソフトウェア・インストールの所有者と同じであることを確認します OH_BIN_FILE_OWNER_IMPACTPOLICYファイル権限が適切でないOracleファイルがある場合、セキュリティ上の重要な問題が発生する可能性があります。 OH_BIN_FILE_OWNER_RECOMMPOLICYORACLE_HOME/binフォルダ内のファイルとディレクトリの所有者がOracleソフトウェア・インストールと異なる場合、インストールの所有者に変更してください。 EXE_FILE_PERM_NAMEPOLICYOracleホーム実行可能ファイルの権限 EXE_FILE_PERM_NAME_NTPOLICYOracleホーム実行可能ファイルの権限(Windows) EXE_FILE_PERM_DESCPOLICYORACLE_HOME/binフォルダ内のすべてのファイルに対する書込み権限がないことを確認します EXE_FILE_PERM_IMPACTPOLICYファイル権限が適切でないOracleファイルがある場合、セキュリティ上の重要な問題が発生する可能性があります。 EXE_FILE_PERM_RECOMMPOLICYORACLE_HOME/bin内のすべてのファイルに対する権限を、Oracleソフトウェア・セットの所有者およびDBAグループに制限してください。パブリックに対して書込み権限を付与しないでください。 OH_FILEPERM_NAMEPOLICYOracleホーム・ファイルの権限 OH_FILEPERM_NAME_NTPOLICYOracleホーム・ファイルの権限(Windows) OH_FILEPERM_DESCPOLICYORACLE_HOMEディレクトリ(ORACLE_HOME/binを除く)内のすべてのファイルに対する読取り権限、書込み権限および実行権限がないことを確認します OH_FILEPERM_IMPACTPOLICYファイル権限が適切でないOracleファイルがある場合、セキュリティ上の重要な問題が発生する可能性があります。 OH_FILEPERM_RECOMMPOLICYORACLE_HOMEディレクトリ(ORACLE_HOME/binを除く)内のすべてのファイルに対する権限を、Oracleソフトウェア・セットの所有者およびDBAグループに制限してください。パブリックに対して読取り権限、書込み権限および実行権限を付与しないでください。 LOG_ARCH_DEST_NAMEPOLICYログ・アーカイブ保存先の権限 LOG_ARCH_DEST_NAME_NTPOLICYログ・アーカイブ保存先の権限(Windows) LOG_ARCH_DEST_DESCPOLICYサーバーのアーカイブ・ログにパブリックからアクセスできないことを確認します LOG_ARCH_DEST_IMPACTPOLICYLOG_ARCHIVE_DESTパラメータ(init.oraファイル内)で指定されたディレクトリがOracleソフトウェア・インストールの所有者に所有されていないか、このディレクトリに対する権限が他のユーザーに付与されている場合、LogMinerを使用するとデータベース情報をアーカイブ・ログから取得できます。 LOG_ARCH_DEST_RECOMMPOLICYLOG_ARCHIVE_DESTパラメータで指定されたディレクトリに対する権限は、Oracleソフトウェア・セットの所有者、およびパブリックに対する権限のないDBAグループに制限する必要があります。 LOG_ARCH_DEST_OWNER_NAMEPOLICYログ・アーカイブ保存先の所有者 LOG_ARCH_DEST_OWNER_DESCPOLICYサーバーのアーカイブ・ログ・ディレクトリが、Oracleソフトウェアの所有者に所有されている有効なディレクトリであることを確認します LOG_ARCH_DEST_OWNER_IMPACTPOLICYLOG_ARCHIVE_DESTパラメータ(init.oraファイル内)で指定されたディレクトリがOracleソフトウェア・インストールの所有者に所有されていないか、このディレクトリに対する権限が他のユーザーに付与されている場合、LogMinerを使用するとデータベース情報をアーカイブ・ログから取得できます。 LOG_ARCH_DEST_OWNER_RECOMMPOLICYLOG_ARCHIVE_DESTパラメータで指定したディレクトリは、Oracleソフトウェア・セットの所有者に所有されている必要があります。 LOG_ARCHV_DUP_PERM_NAMEPOLICYログ・アーカイブ二重保存先の権限 LOG_ARCHV_DUP_PERM_NAME_NTPOLICYログ・アーカイブ二重保存先の権限(Windows) LOG_ARCHV_DUP_PERM_DESCPOLICYサーバーのアーカイブ・ログにパブリックからアクセスできないことを確認します LOG_ARCHV_DUP_PERM_IMPACTPOLICYLOG_ARCHIVE_DUPLEX_DESTパラメータ(init.oraファイル内)で指定されたディレクトリがOracleソフトウェア・インストールの所有者に所有されていないか、このディレクトリに対する権限が他のユーザーに付与されている場合、LogMinerを使用するとデータベース情報をアーカイブ・ログから取得できます。 LOG_ARCHV_DUP_PERM_RECOMMPOLICYLOG_ARCHIVE_DUPLEX_DESTパラメータで指定されたディレクトリに対する権限は、Oracleソフトウェア・セットの所有者、およびパブリックに対する権限のないDBAグループに制限する必要があります。 LOG_ARCHV_DUP_OWNER_NAMEPOLICYログ・アーカイブ二重保存先の所有者 LOG_ARCHV_DUP_OWNER_DESCPOLICYサーバーのアーカイブ・ログ・ディレクトリが、Oracleソフトウェアの所有者に所有されている有効なディレクトリであることを確認します LOG_ARCHV_DUP_OWNER_IMPACTPOLICYLOG_ARCHIVE_DUPLEX_DESTパラメータ(init.oraファイル内)で指定されたディレクトリがOracleソフトウェア・インストールの所有者に所有されていないか、このディレクトリに対する権限が他のユーザーに付与されている場合、LogMinerを使用するとデータベース情報をアーカイブ・ログから取得できます。 LOG_ARCHV_DUP_OWNER_RECOMMPOLICYLOG_ARCHIVE_DUPLEX_DESTパラメータで指定したディレクトリは、Oracleソフトウェア・セットの所有者に所有されている必要があります。 LOG_ARCHIVE_START_NAMEPOLICY自動ログ・アーカイブ機能の使用 LOG_ARCHIVE_START_DESCPOLICYREDOログのアーカイブが自動的に完了したことを確認し、REDOログがいっぱいになった場合にインスタンス操作を一時停止しません。データベースがARCHIVELOGモードの場合にのみ適用されます LOG_ARCHIVE_START_IMPACTPOLICYLOG_ARCHIVE_START初期化パラメータをTRUEに設定すると、REDOログのアーカイブが自動的に完了し、REDOログがいっぱいになった場合にインスタンス操作を一時停止しません。データベースがARCHIVELOGモードの場合にのみ適用されます。 LOG_ARCHIVE_START_RECOMMPOLICYLOG_ARCHIVE_START初期化パラメータをTRUEに設定してください。 UTL_FILE_NAMEPOLICYユーティリティ・ファイル・ディレクトリ初期化パラメータの設定 UTL_FILE_DESCPOLICYユーティリティ・ファイル・ディレクトリ(UTL_FILE_DIR)初期化パラメータが、「*」、「.」またはコア・ダンプ・トレース・ファイルの場所のいずれかに設定されていないことを確認します UTL_FILE_IMPACTPOLICYUTL_FILEパッケージがアクセス可能なディレクトリを指定します。パラメータをアスタリスク(*)、ピリオド(.)または機密情報ディレクトリに設定すると、UTL_FILEパッケージに対する実行権限のあるすべてのユーザーに機密情報が公開される可能性があります。 UTL_FILE_RECOMMPOLICYUTL_FILE_DIR初期化パラメータを、アスタリスク(*)、ピリオド(.)およびコア・ダンプ・トレースの場所以外の値に変更してください。 UTL_FILE_9IPLUS_NAMEPOLICYOracle9iリリース1以上でのユーティリティ・ファイル・ディレクトリ初期化パラメータの設定 UTL_FILE_9IPLUS_DESCPOLICYUTL_FILE_DIR初期化パラメータがOracle9iリリース1以上で使用されていないことを確認します UTL_FILE_9IPLUS_IMPACTPOLICYUTL_FILEパッケージがアクセス可能なディレクトリを指定します。パラメータをアスタリスク(*)、ピリオド(.)または機密情報ディレクトリに設定すると、UTL_FILEパッケージに対する実行権限のあるすべてのユーザーに機密情報が公開される可能性があります。 UTL_FILE_9IPLUS_RECOMMPOLICYOracle9iリリース1以上の場合、UTL_FILE_DIR初期化パラメータを削除し、かわりにCREATE DIRECTORY機能を使用してください。 OS_AUTH_PRFX_DOM_NAMEPOLICYWindows NTドメイン接頭辞の使用 OS_AUTH_PRFX_DOM_DESCPOLICY外部で識別されたユーザーが接続中にドメインを指定していることを確認します OS_AUTH_PRFX_DOM_IMPACTPOLICYこの設定はWindowsシステムにのみ適用可能です。アカウントを外部で識別する必要がある場合、レジストリでOSAUTH_PREFIX_DOMAINをTRUEに設定すると、アカウントにドメインの指定を義務付けます。このため、異なるドメインまたはローカル・システムからのユーザー・アクセスのなりすましを防ぐことができます。 OS_AUTH_PRFX_DOM_RECOMMPOLICYWindowsシステムの場合、外部で識別するユーザーに対してはOSAUTH_PREFIX_DOMAIN初期化パラメータをTRUEに設定してください。 PWD_LOCK_TIME_NAMEPOLICYパスワード・ロック期間 PWD_LOCK_TIME_DESCPOLICYPASSWORD_LOCK_TIMEがすべてのプロファイルで適切な日数に設定されていることを確認します PWD_LOCK_TIME_IMPACTPOLICY値を低く設定すると、DoS攻撃の可能性が増加します。 PWD_LOCK_TIME_RECOMMPOLICYPASSWORD_LOCK_TIMEパラメータをすべてのプロファイルで1以上に設定してください。 MIN_PWD_LOCK_TIME_PNAMEPOLICYMIN_PASSWORD_LOCK_TIME PWD_GRACE_TIME_NAMEPOLICYパスワード猶予期間 PWD_GRACE_TIME_DESCPOLICYすべてのプロファイルでPASSWORD_GRACE_TIMEが適切な日数に設定されていることを確認します PWD_GRACE_TIME_IMPACTPOLICYPASSWORD_GRACE_TIMEパラメータの値が高く設定されていると、ユーザーが同じパスワードを長時間使用できるため、データベースのセキュリティ上の重大な問題が発生する可能性があります。 PWD_GRACE_TIME_RECOMMPOLICYすべてのプロファイルでPASSWORD_GRACE_TIMEパラメータを7日以下に設定してください。 MAX_PWD_GRACE_TIME_PNAMEPOLICYMAX_PASSWORD_GRACE_TIME PWD_LIFE_TIME_NAMEPOLICYパスワード存続期間 PWD_LIFE_TIME_DESCPOLICYすべてのプロファイルでPASSWORD_LIFE_TIMEが適切な日数に設定されていることを確認します PWD_LIFE_TIME_IMPACTPOLICYパスワード存続期間が長いとハッカーがパスワードを長時間推測できるため、データベースのセキュリティ上の重大な問題が発生する可能性があります。 PWD_LIFE_TIME_RECOMMPOLICYすべてのプロファイルでPASSWORD_LIFE_TIMEパラメータを180日以下に設定してください。 MAX_PWD_LIFE_TIME_PNAMEPOLICYMAX_PASSWORD_LIFE_TIME PWD_REUSE_MAX_NAMEPOLICYパスワード再使用最大回数 PWD_REUSE_MAX_DESCPOLICYすべてのプロファイルでPASSWORD_REUSE_MAXが適切な回数に設定されていることを確認します PWD_REUSE_MAX_IMPACTPOLICY現在のパスワードを推測する場合、旧パスワードが通常最も多く使用されます。PASSWORD_REUSE_MAXパラメータの値が低いと、ユーザーが旧パスワードを何度も使用できるため、データベースのセキュリティ上の重大な問題が発生する可能性があります。 PWD_REUSE_MAX_RECOMMPOLICYすべてのプロファイルでPASSWORD_REUSE_MAXパラメータの値をUNLIMITEDに設定してください。 MIN_PWD_REUSE_MAX_PNAMEPOLICYMIN_PASSWORD_REUSE_MAX PWD_REUSE_TIME_NAMEPOLICYパスワード再使用期間 PWD_REUSE_TIME_DESCPOLICYすべてのプロファイルでPASSWORD_REUSE_TIME が適切な日数に設定されていることを確認します PWD_REUSE_TIME_IMPACTPOLICYPASSWORD_REUSE_TIMEパラメータの値が低いと、ユーザーが旧パスワードを何度も使用できるため、データベースのセキュリティ上の重大な問題が発生する可能性があります。 PWD_REUSE_TIME_RECOMMPOLICYすべてのプロファイルでPASSWORD_REUSE_TIMEパラメータの値をUNLIMITEDに設定してください。 MIN_PWD_REUSE_TIME_PNAMEPOLICYMIN_PASSWORD_REUSE_TIME PWD_CMPLX_FN_NAMEPOLICYパスワードの複雑性の検証機能の使用 PWD_CMPLX_FN_DESCPOLICYプロファイルのPASSWORD_VERIFY_FUNCTIONリソースが設定されていることを確認します PWD_CMPLX_FN_IMPACTPOLICY複雑性の最低要件を満たさないパスワードを使用すると、複雑なパスワードを使用する場合に比べて大幅に保護機能が低下します。 PWD_CMPLX_FN_RECOMMPOLICYプロファイルのPASSWORD_VERIFY_FUNCTIONリソースを設定してください。 TRACE_FILES_PUB_NAMEPOLICYパブリック・トレース・ファイル TRACE_FILES_PUBLIC_DESCPOLICYデータベース・トレース・ファイルがパブリックから読取り不可能であることを確認します TRACE_FILES_PUBLIC_IMPACTPOLICYトレース・ファイルをPUBLICグループから読取り可能にすると、悪質なユーザーがトレース・ファイルを読取りにいき、機密情報が公開される可能性があります。 TRACE_FILES_PUBLIC_RECOMMPOLICY初期化パラメータ_TRACE_FILES_PUBLICをFALSEに設定してください。 AUDIT_TRAIL_NAMEPOLICYデータベース監査の有効化 AUDIT_TRAIL_DESCPOLICYデータベース監査が有効であることを確認します AUDIT_TRAIL_IMPACTPOLICYAUDIT_TRAILパラメータにより、データベース監査を有効または無効にします。監査はアカウンタビリティの実施や不正使用の証跡記録が可能であり、たびたび法的コンプライアンスで必要とされるため、監査により、セキュリティを強化できます。また、監査を行うことで、システム管理者は保護の強化、不信な操作の早期検出、セキュリティ・レスポンスの詳細チューニングなどを実行できます。 AUDIT_TRAIL_RECOMMPOLICYAUDIT_TRAILをDB、デフォルトまたはOSに設定します。データベースに格納される監査レコードは、OSに格納される監査レコードに比べて表示や管理が容易です。ただし、オペレーティング・システムのファイルに格納される監査レコードは、適切なファイル権限で保護することができ、データベースが一時的にアクセス不可能な場合にも使用できます。 RMT_LSNR_NAMEPOLICYリモート・リスナー・インスタンスの使用 RMT_LSNR_DESCPOLICYデータベース・インスタンスとは別のリモート・マシンでリスナー・インスタンスを使用していないことを確認します RMT_LSNR_IMPACTPOLICYREMOTE_LISTENER初期化パラメータを使用すると、リモート・マシン上のリスナーがデータベースにアクセスできます。マルチマスター・レプリケーション環境またはRAC環境では、このパラメータ設定によりロード・バランシング・メカニズムがリスナーに提供されるため、このパラメータは適用できません。 RMT_LSNR_RECOMMPOLICYREMOTE_LISTENERはNULL文字列に設定する必要があります。マルチマスター・レプリケーション環境またはRAC環境では、このパラメータ設定によりロード・バランシング・メカニズムがリスナーに提供されるため、このパラメータは適用できません。 OS_AUTH_PREFIX_NAMEPOLICY外部で識別されたアカウントの使用 OS_AUTH_PREFIX_DESCPOLICYOS認証の接頭辞の値がOPS$以外に設定されていることを確認します OS_AUTH_PREFIX_IMPACTPOLICYOS_AUTHENT_PREFIXパラメータにより、サーバーへの接続を行うユーザーを認証する際に使用される接頭辞を指定します。接続リクエストが試行されると、Oracleではデータベースのユーザー名と接頭辞の付いたユーザー名が比較されます。特にOPS$などの接頭辞を使用する場合、アカウントがオペレーティング・システムのユーザーとして認証されたり、IDENTIFIED BY句で使用されているパスワードで認証された際には、構成がセキュアでなくなります。攻撃者がそのことに気付き、これらのアカウントに攻撃を仕掛ける可能性があります。 OS_AUTH_PREFIX_RECOMMPOLICYOS_AUTHENT_PREFIXをOPS$以外の値に設定します。 SQL92_SECURITY_NAMEPOLICYSQL92セキュリティ機能の使用 SQL92_SECURITY_DESCPOLICYSQL92セキュリティ機能の使用状況を確認します SQL92_SECURITY_IMPACTPOLICYSQL92セキュリティ機能を無効にすると、ユーザーは表に対するSELECT権限がなくてもWHERE句を使用してUPDATE文またはDELETE文を実行できる可能性があります。 SQL92_SECURITY_RECOMMPOLICY初期化パラメータSQL92_SECURITYをTRUEに設定して、SQL92セキュリティ機能を有効にしてください。 GLOBAL_NAME_NAMEPOLICYデータベース・リンクのネーミング GLOBAL_NAME_DESCPOLICYデータベース・リンクの名前が、リモート・データベース名と同じであることを確認します GLOBAL_NAME_IMPACTPOLICYデータベース・リンク名が接続するデータベースのグローバル名と一致しない場合、テスト・サーバーまたは開発サーバーから本番サーバーへのアクセスを管理者が誤って許可してしまう可能性があります。この情報は、悪質なユーザーがターゲット・データベースにアクセスする際に使用されます。 GLOBAL_NAME_RECOMMPOLICY分散処理を使用中または計画中の場合、ネットワーク化された環境でデータベースとリンクの一貫したネーミング規則を確実に使用するために、GLOBAL_NAMES初期化パラメータをTRUEに設定することをお薦めします。 DB_LINK_WITH_PWD_NAMEPOLICYクリアテキスト・パスワードを使用するデータベース・リンクの使用 DB_LINK_WITH_PWD_DESCPOLICYクリアテキスト・パスワードを使用するデータベース・リンクが使用されていないことを確認します DB_LINK_WITH_PWD_IMPACTPOLICYSYS.LINK$表にはデータベース・リンクで使用されるクリアテキスト・パスワードが含まれています。悪質なユーザーがSYS.LINK$表からクリアテキスト・パスワードを読み取り、望ましくない結果になる可能性があります。 DB_LINK_WITH_PWD_RECOMMPOLICY固定されたユーザー・データベース・リンクを作成しないでください。 UMASK_SETTING_NAMEPOLICYUNIXシステムにおける適切なumaskの使用 UMASK_SETTING_DESCPOLICYUNIXシステムで、Oracleソフトウェアの所有者がumaskを適切な値の022に設定していることを確認します UMASK_SETTING_IMPACTPOLICYumaskが適切な値(022など)に設定されていない場合、ログまたはトレース・ファイルがパブリックからアクセスできるようになり、機密情報が公開される可能性があります。 UMASK_SETTING_RECOMMPOLICYOracleソフトウェア所有者のumaskを022に設定してください。 UNLMT_FAILED_LGIN_NAMEPOLICYログイン試行失敗回数が過剰に許可されたユーザー PROFILE_UNLMTED_FAILED_NAMEPOLICYログイン試行失敗回数が過剰に許可されたプロファイル UNLMT_FAILED_LGIN_DESCPOLICYログイン試行失敗の許容回数が、すべてのプロファイルで適切なログイン試行回数に設定されていることを確認します USR_UNLMT_FAILED_LGIN_DESCPOLICYログイン試行失敗の許容回数が、すべてのユーザーで適切なログイン試行回数に設定されていることを確認します UNLMT_FAILED_LGIN_IMPACTPOLICY悪質なユーザーによる手動および自動のパスワード推測を許可してしまいます。 UNLMT_FAILED_LGIN_RECOMMPOLICYユーザー・プロファイルでFAILED_LOGIN_ATTEMPTSを10以下に設定してください。 MAX_FAILED_LOGIN_ATTEMPTS_PNAMEPOLICYMAX_FAILED_LOGIN_ATTEMPTS UTL_TCP_PUB_EXE_PRIV_NAMEPOLICYUTL_TCP実行のための制限された権限 UTL_TCP_PUB_EXE_PRIV_DESCPOLICYPUBLICにはUTL_TCPパッケージに対する実行権限がないことを確認します PUB_EXE_PRIV_IMPACTPOLICYPUBLICロールに付与された権限は、自動的にすべてのユーザーに適用されます。EXECUTE権限を利用すると、悪質なユーザーは電子メール、ネットワークおよびhttpモジュールにアクセスできます。 UTL_TCP_PUB_EXE_PRIV_RECOMMPOLICYUTL_TCPパッケージに対するEXECUTE権限を取り消します。 UTL_HTTP_PUB_EXE_PRIV_NAMEPOLICYUTL_HTTP実行のための制限された権限 UTL_HTTP_PUB_EXE_PRIV_DESCPOLICYPUBLICにはUTL_HTTPパッケージに対する実行権限がないことを確認します UTL_HTTP_PUB_EXE_PRIV_RECOMMPOLICYUTL_HTTPパッケージに対するEXECUTE権限を取り消します。 UTL_SMTP_PUB_EXE_PRIV_NAMEPOLICYUTL_SMTP実行のための制限された権限 UTL_SMTP_PUB_EXE_PRIV_DESCPOLICYPUBLICにはUTL_SMTPパッケージに対する実行権限がないことを確認します UTL_SMTP_PUB_EXE_PRIV_RECOMMPOLICYUTL_SMTPパッケージに対するEXECUTE権限を取り消します。 UTL_FILE_PKG_NAMEPOLICYPUBLICへのUTL_FILEに対する実行権限 UTL_FILE_PKG_DESCPOLICYPUBLICにはUTL_FILEパッケージに対するEXECUTE権限がないことを確認します UTL_FILE_PKG_IMPACTPOLICYPUBLICロールに付与された権限は、自動的にすべてのユーザーに適用されます。UTL_FILE権限を付与すると、悪質なユーザーがシステム内の任意のファイルを読取り/書込みできるようになります。 UTL_FILE_PKG_RECOMMPOLICYPUBLICに付与されたUTL_FILEパッケージに対するEXECUTE権限を取り消してください。 DBMS_JOB_PKG_NAMEPOLICYPUBLICへのDBMS_JOBに対する実行権限 DBMS_JOB_PKG_DESCPOLICYDBMS_JOBパッケージに対するEXECUTE権限がPUBLICに付与されていないことを確認します DBMS_JOB_PKG_IMPACTPOLICYDBMS_JOBパッケージに対するEXECUTE権限をPUBLICに付与すると、ユーザーがデータベースに対してジョブをスケジュールできるようになります。 DBMS_JOB_PKG_RECOMMPOLICYDBMS_JOBパッケージに対するEXECUTE権限をPUBLICに付与しないでください。 DBMS_SYS_SQL_PKG_NAMEPOLICYPUBLICへのDBMS_SYS_SQLに対する実行権限 DBMS_SYS_SQL_PKG_DESCPOLICYDBMS_SYS_SQLパッケージに対するEXECUTE権限がPUBLICに付与されていないことを確認します DBMS_SYS_SQL_PKG_IMPACTPOLICYDBMS_SYS_SQLパッケージを使用すると、PL/SQLおよびSQLをコール元ではなくプロシージャの所有者として実行できます。 DBMS_SYS_SQL_PKG_RECOMMPOLICYPUBLICグループからDBMS_SYS_SQLパッケージに対するEXECUTE権限を取り消してください。 DBMS_LOB_PKG_NAMEPOLICYPUBLICへのDBMS_LOBに対する実行権限 DBMS_LOB_PKG_DESCPOLICYDBMS_LOBパッケージに対するEXECUTE権限がPUBLICグループに付与されていないことを確認します DBMS_LOB_PKG_IMPACTPOLICYDBMS_LOBパッケージを使用すると、Oracleソフトウェア・インストールの所有者としてシステム上のファイルにアクセスできます。 DBMS_LOB_PKG_RECOMMPOLICYPUBLICグループからDBMS_LOBパッケージに対するEXECUTE権限を取り消してください。 PUB_SYSPRIV_NAMEPOLICYPUBLICへのシステム権限 PUB_SYSPRIV_DESCPOLICYシステム権限がPUBLICに付与されていないことを確認します PUB_SYSPRIV_IMPACTPOLICYPUBLICロールに付与された権限は、自動的にすべてのユーザーに適用されます。すべてのユーザーにSYSTEM権限が付与されることになるため、セキュリティ上のリスクがあります。 PUB_SYSPRIV_RECOMMPOLICYPUBLICからSYSTEM権限を取り消してください。 DFLT_ACT_PWD_NAMEPOLICYデフォルト・パスワード DFLT_ACT_PWD_DESCPOLICY既知のアカウントにデフォルト・パスワードがないことを確認します DFLT_ACT_PWD_IMPACTPOLICYデフォルト・パスワードを利用すると、知識のある悪質なユーザーはデータベースへのアクセスが可能です。 DFLT_ACT_PWD_RECOMMPOLICYすべてのデフォルト・パスワードを変更する必要があります。 WELL_KNOWN_ACCOUNT1_NAMEPOLICYWell Knownアカウント(ステータス) WELL_KNOWN_ACCOUNT2_NAMEPOLICYWell Knownアカウント WELL_KNOWN_ACCOUNT_DESCPOLICYWell Knownアカウントが期限切れでロックされていることを確認します WELL_KNOWN_ACCOUNT_IMPACTPOLICYWell Knownアカウントを利用すると、知識のある悪質なユーザーはデータベースへのアクセスが可能です。 WELL_KNOWN_ACCOUNT_RECOMMPOLICYWell Knownアカウントを期限切れにしてロックしてください。 RMT_LGIN_NAMEPOLICYリモート・パスワード・ファイル RMT_LGIN_DESCPOLICYオペレーティング・システムで特権ユーザーが認証されていることを確認します。この場合、Oracleではパスワード・ファイルが無視されます RMT_LGIN_IMPACTPOLICYREMOTE_LOGIN_PASSWORDFILEパラメータで、Oracleによりパスワード・ファイルが確認されるかどうかを指定します。パスワード・ファイルにはSYSなどのユーザー・パスワードが含まれるため、オペレーティング・システムで認証されている特権ユーザーを要求することが、パスワードの総当たり攻撃による接続を防止する最も確実な方法です。 RMT_LGIN_RECOMMPOLICYパスワード・ファイルを削除し、REMOTE_LOGIN_PASSWORDFILEをNONEに設定します。 RMT_ROLE_AUTH_NAMEPOLICYリモートOS認証 RMT_ROLE_AUTH_DESCPOLICYREMOTE_OS_AUTHENT初期化パラメータがFALSEに設定されていることを確認します RMT_ROLE_AUTH_IMPACTPOLICYリモートOS認証が許可されている場合、悪質なユーザーはデータベースへのアクセスが可能です。 RMT_ROLE_AUTH_RECOMMPOLICYREMOTE_OS_AUTHENT初期化パラメータをFALSEに設定してください。 RMT_OS_ROLE_NAMEPOLICYリモートOSロール RMT_OS_ROLE_DESCPOLICYREMOTE_OS_ROLES初期化パラメータがFALSEに設定されていることを確認します RMT_OS_ROLE_IMPACTPOLICYリモート・ユーザーに権限のあるロールを付与できる場合、悪質なユーザーはデータベースへのアクセスが可能です。 RMT_OS_ROLE_RECOMMPOLICYREMOTE_OS_ROLES初期化パラメータをFALSEに設定してください。 USR_ACCSS_AUD_NAMEPOLICYSYS.AUD$表へのアクセス USR_ACCSS_AUD_DESCPOLICYSYS.AUD$表へのアクセスが制限されていることを確認します USR_ACCSS_AUD_IMPACTPOLICY悪質なユーザーは、機密監査情報へのアクセスが可能です。 USR_ACCSS_AUD_RECOMMPOLICYDBA/SYS以外のデータベース・ユーザーからSYS.AUD$表へのアクセスを取り消してください。 ACCESS_USER_HIST_NAMEPOLICYSYS.USER_HISTORY$表へのアクセス ACCESS_USER_HIST_DESCPOLICYSYS.USER_HISTORY$表へのアクセスが制限されていることを確認します ACCESS_USER_HIST_IMPACTPOLICYユーザー名およびパスワード・ハッシュがSYS.USER_HISTORY$表から読み取られるため、ハッカーによる総当たり攻撃が可能になります。 ACCESS_USER_HIST_RECOMMPOLICYDBA/SYS以外のデータベース・ユーザーからSYS.USER_HISTORY$表へのアクセスを取り消してください。 ACSS_SRC_TAB_NAMEPOLICYSYS.SOURCE$表へのアクセス ACSS_SRC_TAB_DESCPOLICYSYS.SOURCE$表へのアクセスが制限されていることを確認します ACSS_SRC_TAB_IMPACTPOLICYデータベースにあるすべてのストアド・パッケージ・ユニットのソースが含まれています。 ACSS_SRC_TAB_RECOMMPOLICYSYS/DBA以外のデータベース・ユーザーからSYS.SOURCE$表へのアクセスを取り消してください。 ACCSS_LINK_TAB_NAMEPOLICYSYS.LINK$表へのアクセス ACCSS_LINK_TAB_DESCPOLICYLINK$表へのアクセスが制限されていることを確認します ACCSS_LINK_TAB_IMPACTPOLICY知識のある悪質なユーザーは、SYS.LINK$表からユーザー・パスワードへのアクセスが可能です。 ACCSS_LINK_TAB_RECOMMPOLICYSYS.LINK$表へのアクセスを制限してください。 ACCSS_USER_TAB_NAMEPOLICYSYS.USER$表へのアクセス ACCSS_USER_TAB_DESCPOLICYSYS.USER$表へのアクセスが制限されていることを確認します ACCSS_USER_TAB_IMPACTPOLICYユーザー名およびパスワード・ハッシュがSYS.USER$表から読み取られるため、ハッカーによる総当たり攻撃が可能になります。 ACCSS_USER_TAB_RECOMMPOLICYSYS.USER$表へのアクセスを制限してください。 ACCSS_SQLTEXT_TAB_NAMEPOLICYSTATS$SQLTEXT表へのアクセス ACCSS_SQLTEXT_TAB_DESCPOLICYSTATS$SQLTEXT表へのアクセスが制限されていることを確認します ACCSS_SQLTEXT_TAB_IMPACTPOLICYこの表には最近実行されたSQL文の完全なテキストが記載されています。SQL文から機密情報が公開される可能性があります。 ACCSS_SQLTEXT_TAB_RECOMMPOLICYSTATS$SQLTEXT表へのアクセスを制限してください。 ACCSS_SQLSUM_TAB_NAMEPOLICYSTATS$SQL_SUMMARY表へのアクセス ACCSS_SQLSUM_TAB_DESCPOLICYSTATS$SQL_SUMMARY表へのアクセスが制限されていることを確認します ACCSS_SQLSUM_TAB_IMPACTPOLICYサーバーに対して発行されたほとんどのリソース集約コマンドを表すSQLテキストの最初の数行が含まれています。バインド変数なしで実行されたSQL文がここに表示され、機密情報が公開される可能性があります。 ACCSS_SQLSUM_TAB_RECOMMPOLICYSTATS$SQL_SUMMARY表へのアクセスを制限してください。 ACCSS_ALL_SRC_NAMEPOLICYALL_SOURCEビューへのアクセス ACCSS_ALL_SRC_DESCPOLICYALL_SOURCEビューへのアクセスが制限されていることを確認します ACCSS_ALL_SRC_IMPACTPOLICYALL_SOURCEビューにはデータベースにあるすべてのストアド・パッケージのソースが含まれています。 ACCSS_ALL_SRC_RECOMMPOLICYSYS以外のデータベースユーザーからALL_SOURCEビューへのアクセスを取り消してください。 ACCSS_DBA_ROLES_NAMEPOLICYDBA_ROLESビューへのアクセス ACCSS_DBA_ROLES_DESCPOLICYDBA_ROLESビューへのアクセスが制限されていることを確認します ACCSS_DBA_ROLES_IMPACTPOLICYDBA_ROLESビューにはデータベース内のすべてのロールに関する詳細が含まれています。データベース内のロールの構造に関する情報は、悪質なユーザーに利用される可能性があります。 ACCSS_DBA_ROLES_RECOMMPOLICYDBA_ROLESビューへのアクセスを制限してください。 ACCSS_DBA_SYSPRIVS_NAMEPOLICYDBA_SYS_PRIVSビューへのアクセス ACCSS_DBA_SYSPRIVS_DESCPOLICYDBA_SYS_PRIVSビューへのアクセスが制限されていることを確認します ACCSS_DBA_SYSPRIVS_IMPACTPOLICYDBA_SYS_PRIVSビューに問い合せて、ロールおよびユーザーに付与されたシステム権限を検索できます。データベース内のロールの構造に関する情報は、悪質なユーザーに利用される可能性があります。 ACCSS_DBA_SYSPRIVS_RECOMMPOLICYDBA_SYS_PRIVSビューへのアクセスを制限してください。 ACCSS_DBA_ROLEPRIVS_NAMEPOLICYDBA_ROLE_PRIVSビューへのアクセス ACCSS_DBA_ROLEPRIVS_DESCPOLICYDBA_ROLE_PRIVSビューへのアクセスが制限されていることを確認します ACCSS_DBA_ROLEPRIVS_IMPACTPOLICYDBA_ROLE_PRIVSビューにはユーザーに付与されたロールおよびその他のロールがリストされています。データベース内のロールの構造に関する情報は、悪質なユーザーに利用される可能性があります。 ACCSS_DBA_ROLEPRIVS_RECOMMPOLICYDBA_ROLE_PRIVSビューへのアクセスを制限してください。 ACCSS_DBA_TABPRIVS_NAMEPOLICYDBA_TAB_PRIVSビューへのアクセス ACCSS_DBA_TABPRIVS_DESCPOLICYDBA_TAB_PRIVSビューへのアクセスが制限されていることを確認します ACCSS_DBA_TABPRIVS_IMPACTPOLICYユーザーまたはロールに付与された、データベース内のオブジェクトに対する権限がリストされています。データベース内のロールの構造に関する情報は、悪質なユーザーに利用される可能性があります。 ACCSS_DBA_TABPRIVS_RECOMMPOLICYDBA_TAB_PRIVSビューへのアクセスを制限してください。 ACCSS_DBA_USERS_NAMEPOLICYDBA_USERSビューへのアクセス ACCSS_DBA_USERS_DESCPOLICYDBA_USERSビューへのアクセスが制限されていることを確認します ACCSS_DBA_USERS_IMPACTPOLICYユーザー・パスワード・ハッシュおよびその他のアカウント情報が含まれています。この情報にアクセスすると、総当たり攻撃を開始できます。 ACCSS_DBA_USERS_RECOMMPOLICYDBA_USERSビューへのアクセスを制限してください。 ACCSS_ROLE_ROLE_NAMEPOLICYROLE_ROLE_PRIVSビューへのアクセス ACCSS_ROLE_ROLE_DESCPOLICYROLE_ROLE_PRIVSビューへのアクセスが制限されていることを確認します ACCSS_ROLE_ROLE_IMPACTPOLICY他のロールに付与されたロールがリストされています。データベース内のロールの構造に関する情報は、悪質なユーザーに利用される可能性があります。 ACCSS_ROLE_ROLE_RECOMMPOLICYROLE_ROLE_PRIVSビューへのアクセスを制限してください。 ACCSS_USER_TAB_PRIVS_NAMEPOLICYUSER_TAB_PRIVSビューへのアクセス ACCSS_USER_TAB_PRIVS_DESCPOLICYUSER_TAB_PRIVSビューへのアクセスが制限されていることを確認します ACCSS_USER_TAB_PRIVS_IMPACTPOLICYユーザーが所有者、権限付与者または権限受領者のオブジェクトに対する権限がリストされています。データベース内の権限に関する情報は、悪質なユーザーに利用される可能性があります。 ACCSS_USER_TAB_PRIVS_RECOMMPOLICYUSER_TAB_PRIVSビューへのアクセスを制限してください。 ACCSS_USER_ROLE_PRIV_NAMEPOLICYUSER_ROLE_PRIVSビューへのアクセス ACCSS_USER_ROLE_PRIV_DESCPOLICYUSER_ROLE_PRIVSビューへのアクセスが制限されていることを確認します ACCSS_USER_ROLE_PRIV_IMPACTPOLICY現在のユーザーに付与されたロールがリストされています。データベース内のロールの構造に関する情報は、悪質なユーザーに利用される可能性があります。 ACCSS_USER_ROLE_PRIV_RECOMMPOLICYUSER_ROLE_PRIVSビューへのアクセスを制限してください。 SECURE_OS_AUDIT_LEVEL_NAMEPOLICYセキュアなOS監査レベル SECURE_OS_AUDIT_LEVEL_DESCPOLICYUNIXシステムでOSレベルの監査が有効な場合、AUDIT_SYSLOG_LEVELがデフォルト以外の値に設定されていることを確認します SECURE_OS_AUDIT_LEVEL_IMPACTPOLICYAUDIT_SYSLOG_LEVEL初期化パラメータをデフォルト値(NONE)に設定すると、DBAがOS監査レコードにアクセスできるようになります。 SECURE_OS_AUDIT_LEVEL_RECOMPOLICYオペレーティング・システム監査が有効な場合、AUDIT_SYSLOG_LEVEL初期化パラメータを有効な値に設定し、Oracle OS監査レコードが別のファイルに書き込まれるように/etc/syslog.confを構成してください。 DATA_DICTIONARY_PROTECTED_NAMEPOLICYデータ・ディクショナリ保護 DATA_DICTIONARY_PROTECTED_DESCPOLICYデータ・ディクショナリの保護が有効であることを確認します DATA_DICTIONARY_PROTECTED_IMPACTPOLICY07_DICTIONARY_ACCESSIBILITYパラメータは、データ・ディクショナリへのアクセスを制御します。07_DICTIONARY_ACCESSIBILITYをTRUEに設定すると、ANYシステム権限を持つユーザーにデータ・ディクショナリへのアクセスが許可されます。この結果、これらのユーザー・アカウントを利用してデータに不正にアクセスできます。 DATA_DICTIONARY_PROTECTED_RECOMPOLICY07_DICTIONARY_ACCESSIBILITYをFALSEに設定してください。 AUDIT_SYS_OPS_NAMEPOLICYSYS操作の監査有効 AUDIT_SYS_OPS_DESCPOLICYSYSとして接続しているユーザーのセッションが完全に監査されていることを確認します AUDIT_SYS_OPS_IMPACTPOLICYAUDIT_SYS_OPERATIONSパラメータは、SYSユーザーおよびSYSDBAまたはSYSOPER権限で接続しているユーザーが発行した操作の監査を有効または無効にします。 AUDIT_SYS_OPS_RECOMPOLICYAUDIT_SYS_OPERATIONSをTRUEに設定してください。 PROXY_ACCOUNT_NAMEPOLICYプロキシ・アカウント PROXY_ACCOUNT_DESCPOLICYプロキシ・アカウントの権限が制限されていることを確認します PROXY_ACCOUNT_IMPACTPOLICYプロキシ・ユーザーが必要なのはデータベースへの接続だけです。接続した後は、かわりに接続を行った対象のユーザーの権限を使用します。CREATE SESSION権限以外の権限をプロキシ・ユーザーに付与することは、不要であり誤用を招くおそれがあります。 PROXY_ACCOUNT_RECOMMPOLICYプロキシ・アカウントの権限をCREATE SESSIONのみに制限します。 RBS_IN_SYSTEM_NAMEPOLICYSYSTEM表領域のロールバック・セグメント RBS_IN_SYSTEM_DESCPOLICYSYSTEM表領域にロールバック・セグメントがないかどうかをチェックします RBS_IN_SYSTEM_IMPACTPOLICYSYSTEM表領域は、Oracleデータ・ディクショナリとその関連オブジェクト専用に確保しておく必要があります。ユーザー表、ユーザー索引、ユーザー・ビュー、ロールバック・セグメント、UNDOセグメントおよび一時セグメントなど他のオブジェクトの格納には使用しないでください。 RBS_IN_SYSTEM_RECOMPOLICYSYSTEM表領域ではなく、UNDO専用の表領域を使用してください。 RBS_TBSP_TR_NLSIDPOLICYロールバック・セグメント表領域名 PERM_AS_TEMP_TBSP_NAMEPOLICY永続表領域を一時表領域として使用しているユーザー PERM_AS_TEMP_TBSP_DESCPOLICY永続表領域を一時表領域として使用しているユーザーをチェックします PERM_AS_TEMP_TBSP_IMPACTPOLICYこれらのユーザーは、永続表領域を一時表領域として使用しています。一時表領域を使用すれば、ソート操作の領域管理をさらに効率化できます。ソート操作に永続表領域を使用した場合、特にReal Application Clustersではパフォーマンス低下の原因になることがあります。ユーザーがシステム表領域を一時表領域として使用している場合、さらに他のセキュリティ上の問題があります。ユーザーがシステム表領域内のすべての使用可能な領域を使用できるため、データベースが停止する可能性があります。 PERM_AS_TEMP_TBSP_RECOMPOLICYこれらのユーザーの一時表領域を変更し、タイプがTEMPORARYの表領域を指定してください。 SYSTEM_AS_DEFAULT_TBSP_NAMEPOLICYシステム表領域をデフォルト表領域として使用しているシステム以外のユーザー SYSTEM_AS_DEFAULT_TBSP_DESCPOLICYSYSTEMまたはSYSAUXをデフォルト表領域として使用しているシステム以外のユーザーをチェックします SYSTEM_AS_DEFAULT_TBSP_IMPACTPOLICYこれらのシステム以外のユーザーが、システム表領域をデフォルト表領域として使用しています。この違反状態では、システム以外のデータ・セグメントがシステム表領域に追加されるため、これらのデータ・セグメントの管理がより困難になり、システム表領域のパフォーマンス低下の原因となります。これはセキュリティ上の問題でもあります。システム表領域内のすべての使用可能な領域が消費されるため、データベースが停止する可能性があります。 SYSTEM_AS_DEFAULT_TBSP_RECOMPOLICYこれらのユーザーのデフォルト表領域を変更し、システム以外の表領域を指定してください。 TBSP_SEGSPACE_MGMT_NAMEPOLICY自動セグメント領域管理が使用されていない表領域 TBSP_SEGSPACE_MGMT_DESCPOLICY手動セグメント領域管理を使用しているローカル管理表領域をチェックします。SYSTEMおよびSYSAUX表領域はこのチェックから除外されます。 TBSP_SEGSPACE_MGMT_IMPACTPOLICY自動セグメント領域管理は、セグメント内の領域を管理するより簡単でより効率的な方法です。これを使用すると、表領域内で作成されたスキーマ・オブジェクトのPCTUSED、FREELISTSおよびFREELIST GROUPS記憶域パラメータを指定してチューニングする必要が完全になくなります。RAC環境では、空きリスト・グループを使用する場合の領域の難しいパーティション化を回避できるという利点もあります。 TBSP_SEGSPACE_MGMT_RECOMPOLICYすべての永続ローカル管理表領域の手動セグメント領域管理の設定を自動に変更します。この設定を変更するために、表領域を再編成する必要があります。 TBSP_DICTIONARY_NAMEPOLICYディクショナリ管理表領域 TBSP_DICTIONARY_DESCPOLICYディクショナリ管理表領域をチェックします TBSP_DICTIONARY_IMPACTPOLICYこれらの表領域はディクショナリ管理されています。パフォーマンスの向上および領域管理の簡略化のために、自動セグメント領域管理を使用して、ローカル管理表領域を使用することをお薦めします。 TBSP_DICTIONARY_RECOMPOLICY表領域がローカルで管理されるよう再定義してください。 TBSP_MIXED_SEGS_NAMEPOLICYロールバックおよびデータ・セグメントを含む表領域 TBSP_MIXED_SEGS_DESCPOLICYロールバック・セグメントとデータ・セグメントの両方を含む表領域がないかどうかをチェックします TBSP_MIXED_SEGS_IMPACTPOLICYこれらの表領域には、ロールバック・セグメントとデータ・セグメントの両方が含まれています。このようにタイプの異なるセグメントを混在させると、領域管理がより困難になり、表領域のパフォーマンスが低下することもあります。ロールバック・セグメント専用の表領域を使用すれば、可用性とパフォーマンスが向上します。 TBSP_MIXED_SEGS_RECOMPOLICY自動UNDO管理(Oracle9.0.1以上)を使用してこの表領域からロールバック・セグメントを削除するか、またはロールバック・セグメント専用に1つ以上の表領域を作成して、この表領域からロールバック・セグメントを削除します。あるいは、この表領域をロールバック・セグメント専用とし、データ・セグメントを他の表領域に移動します。 DEFAULT_TEMP_TBSP_NAMEPOLICYデフォルトの一時表領域がシステム表領域に設定されている DEFAULT_TEMP_TBSP_DESCPOLICYDEFAULT_TEMP_TABLESPACEデータベース・プロパティがシステム表領域に設定されているかどうかをチェックします DEFAULT_TEMP_TBSP_IMPACTPOLICY明示的に指定されていない場合、DEFAULT_TEMP_TABLESPACEはデフォルトでシステム表領域になります。この設定は、お薦めしません。デフォルトの一時表領域は、一時表領域が明示的に割り当てられていないすべてのユーザーの一時表領域として使用されます。データベースのデフォルトの一時表領域がシステム表領域に設定されている場合、一時表領域が明示的に割り当てられていないすべてのユーザーによって、システム表領域がユーザーの一時表領域として使用されます。システム表領域を一時的なデータの格納に使用することはお薦めしません。このように使用すると、データベースのパフォーマンスが低下する可能性があります。これはセキュリティ上の問題でもあります。システム以外のユーザーがシステム表領域にデータを格納している場合、システム表領域内のすべての使用可能な領域が消費されるため、データベースが停止する可能性があります。 DEFAULT_TEMP_TBSP_RECOMPOLICYDEFAULT_TEMP_TABLESPACEをシステム一時表領域以外に設定することをお薦めします。データベースの10gのバージョンでは、DEFAULT_TEMP_TABLESPACEは一時表領域グループにも設定できます。一時表領域または一時表領域グループを作成または編集し、デフォルトの一時表領域に設定します。 DEFAULT_PERMANENT_TBSP_NAMEPOLICYデフォルトの永続表領域がシステム表領域に設定されている DEFAULT_PERMANENT_TBSP_DESCPOLICYDEFAULT_PERMANENT_TABLESPACEデータベース・プロパティがシステム表領域に設定されているかどうかをチェックします DEFAULT_PERMANENT_TBSP_IMPACTPOLICY明示的に指定されていない場合、DEFAULT_PERMANENT_TABLESPACEはデフォルトでシステム表領域になります。この設定は、お薦めしません。データベースのデフォルトの永続表領域は、永続表領域が明示的に割り当てらていないシステム以外のすべてのユーザーの永続表領域として使用されます。データベースのデフォルトの永続表領域がシステム表領域に設定されている場合、表領域が明示的に割り当てられていないすべてのユーザーによって、システム表領域が使用されます。システム以外のユーザーがデータの格納にシステム表領域を使用することはお薦めしません。このように使用すると、データベースのパフォーマンスが低下する可能性があります。これはセキュリティ上の問題でもあります。システム以外のユーザーがシステム表領域にデータを格納している場合、システム表領域内のすべての使用可能な領域が消費されるため、データベースが停止する可能性があります。 DEFAULT_PERMANENT_TBSP_RECOMPOLICYDEFAULT_PERMANENT_TABLESPACEをシステム表領域以外に設定することをお薦めします。DEFAULT_PERMANENT_TABLESPACEとして別の表領域を選択します。これを行うには、表領域を作成または編集し、デフォルトの永続表領域に設定します。 NO_UNDO_TBSP_NAMEPOLICY自動UNDO管理を使用していない NO_UNDO_TBSP_DESCPOLICY自動UNDO領域管理が使用されていないことをチェックします NO_UNDO_TBSP_IMPACTPOLICY自動UNDO管理を使用しないと、データベースで不要な競合とパフォーマンスの問題が発生します。特に、ロールバック・セグメントのヘッダー・ブロックに対する競合は、バッファ・ビジー待機の形で発生し、ORA-1555 (スナップショットが古すぎます)のエラーが発生する確率が高くなります。 NO_UNDO_TBSP_RECOMPOLICY手動UNDOまたはロールバック・セグメントではなく、自動UNDO領域管理を使用してください。 NO_SPFILE_NAMEPOLICYSPFILEを使用していない NO_SPFILE_DESCPOLICYSPFILEを使用しているかどうかをチェックします NO_SPFILE_IMPACTPOLICYSPFILE (サーバー・パラメータ・ファイル)を使用すると、ALTER SYSTEMコマンドによって行ったOracle初期化パラメータへの動的な変更を永続させることができます。この永続性は、データベースのシャットダウン後にも維持されます。データベースでSPFILEが設定されている場合、対応する変更をOracleのinit.oraファイルに反映させる必要はありません。また、ALTER SYSTEMコマンドによって行われたすべての変更は、シャットダウンと再起動の後でも失われません。 NO_SPFILE_RECOMPOLICY変更を動的に更新するには、サーバー・パラメータ・ファイルを使用してください。 NON_UNIFORM_TBSP_NAMEPOLICY表領域の不均一なデフォルト・エクステント・サイズ NON_UNIFORM_TBSP_DESCPOLICYデフォルト・エクステント・サイズが不均一なディクショナリ管理表領域または移行されたローカル管理表領域がないかどうかをチェックします NON_UNIFORM_TBSP_IMPACTPOLICY均一でないデフォルト・エクステント・サイズを使用しているディクショナリ管理表領域または移行されたローカル管理表領域が見つかりました。1つの表領域内に様々なサイズのエクステントが存在すると、フラグメンテーションが発生し、領域が適切に使用されず、パフォーマンスの低下を招きます。 NON_UNIFORM_TBSP_RECOMPOLICYエクステント・サイズが均一になるように、「第2以降のエクステント(NEXT)」を「初期エクステント(INITIAL)」と等しいかその倍数にし、「増加率(PCTINCREASE)(%)」をゼロに設定して、各表領域の記憶域属性を設定します。記憶域属性は、セグメント・レベルでは明示的に指定しないでください。セグメントの記憶域の値は、表領域のデフォルトの記憶域属性から継承されるようにします。 SEG_NONSYS_SEG_IN_SYS_TS_NAMEPOLICYSYSTEM表領域のSYSTEM以外のデータ・セグメント SEG_NONSYS_SEG_IN_SYS_TS_DESCPOLICY表領域SYSTEMおよびSYSAUX内にあって、システム以外のユーザーが所有しているデータ・セグメントをチェックします SEG_NONSYS_SEG_IN_SYS_TS_IMPACTPOLICYシステム・ユーザー以外に属するこれらのセグメントは、システム表領域(SYSTEMまたはSYSAUX)に格納されています。この違反状態では、これらのデータ・セグメントの管理がより困難になり、システム表領域のパフォーマンス低下の原因となる場合があります。これはセキュリティ上の問題でもあります。システム以外のユーザーがシステム表領域にデータを格納している場合、システム表領域内のすべての使用可能な領域が消費されるため、データベースが停止する可能性があります。システム・ユーザーには、SYSおよびSYSTEMなどのDBMSの一部であるユーザーや、CTXSYS、SYSMANおよびOLAPSYSなど、Oracleが提供する機能の一部であるユーザーが含まれます。 SEG_NONSYS_SEG_IN_SYS_TS_RECOMPOLICYシステム以外のセグメントを別の表領域に再配置してください。 SEG_EXT_GROWTH_VIO_NAMEPOLICYエクステント増加ポリシーに違反するセグメント SEG_EXT_GROWTH_VIO_DESCPOLICYエクステント・サイズが不適切であるか、または「増加率」が0以外に設定されている(あるいはその両方の)ディクショナリ管理表領域または移行されたローカル管理表領域のセグメントをチェックします SEG_EXT_GROWTH_VIO_IMPACTPOLICYこれらのセグメントには、サイズが初期エクステントの倍数ではない、または「増加率」がゼロ以外に設定されているエクステントが含まれています。この状態では領域が適切に再利用されず、フラグメンテーションの問題が発生することがあります。 SEG_EXT_GROWTH_VIO_RECOMPOLICY次の2つのいずれかを実行することが推奨されます。1)ローカル管理表領域を作成してセグメントを再編成します。2)または、「次のエクステント」値に初期エクステントの倍数を指定し、「増加率」の値を0に設定して、これらのセグメントを再編成します。 HIDDEN_PARAMS_NAMEPOLICY標準以外の初期化パラメータの使用 HIDDEN_PARAMS_DESCPOLICY標準以外の初期化パラメータを使用していないかどうかをチェックします HIDDEN_PARAMS_IMPACTPOLICY標準以外の初期化パラメータが使用されています。これらのパラメータは、適切でないアドバイスや誤った推定に基づいて使用された可能性があります。特に、ラッチのSPIN_COUNTおよびドキュメントに記載されていないオプティマイザ機能に関連するパラメータは、多くの確認作業を必要とする大きな問題となる可能性があります。 HIDDEN_PARAMS_RECOMPOLICY標準以外の初期化パラメータは使用しないでください。 STATISTICS_LEVEL_HIGH_NAMEPOLICYSTATISTICS_LEVELパラメータがALLに設定されている STATISTICS_LEVEL_HIGH_DESCPOLICYSTATISTICS_LEVEL初期化パラメータがALLに設定されているかどうかをチェックします STATISTICS_LEVEL_HIGH_IMPACTPOLICY自動統計収集は、オプティマイザによる正確な実行計画の生成を可能にし、またパフォーマンスの問題を特定および修正する場合に必要です。STATISTICS_LEVEL初期化パラメータは、現在、ALLに設定されています。これは指定時間に動作する追加のOSおよび計画実行統計が収集中であることを意味します。これらの統計は必要なく、またシステムに追加のオーバーヘッドを作成します。 STATISTICS_LEVEL_HIGH_RECOMPOLICYSTATISTICS_LEVEL初期化パラメータをTYPICALに設定することをお薦めします。 STATISTICS_LEVEL_NAMEPOLICY無効な自動統計収集 STATISTICS_LEVEL_DESCPOLICYSTATISTICS_LEVEL初期化パラメータがBASICに設定されているかどうかをチェックします STATISTICS_LEVEL_IMPACTPOLICY自動統計収集は、オプティマイザによる正確な実行計画の生成を可能にし、またパフォーマンスの問題を特定および修正する場合に必要です。デフォルトでは、STATISTICS_LEVELはTYPICALに設定されています。STATISTICS_LEVEL初期化パラメータがBASICに設定されると、Oracleデータベースの機能および機能性で必要な多くの重要な統計の収集が無効になります。 STATISTICS_LEVEL_RECOMPOLICYSTATISTICS_LEVEL初期化パラメータをTYPICALに設定することをお薦めします。 TIMED_STATISTICS_NAMEPOLICYTIMED_STATISTICSがFALSEに設定されている TIMED_STATISTICS_DESCPOLICYTIMED_STATISTICS初期化パラメータがFALSEに設定されているかどうかをチェックします。 TIMED_STATISTICS_IMPACTPOLICYTIMED_STATISTICSをFALSEに設定すると、時間関連の統計(各種の内部操作の実行時間など)は収集されません。これらの統計は診断やパフォーマンス・チューニングに役立ちます。TIMED_STATISTICSをTRUEに設定すると、時間関連の統計を収集できます。また、トレース・ファイルに提供される値も増えることで、長時間の操作についてより正確な統計を生成できます。 TIMED_STATISTICS_RECOMPOLICYTIMED_STATISTICS初期化パラメータをTRUEに設定することをお薦めします。TIMED_STATISTICSはシステム・レベルまたはセッション・レベルのどちらかで設定できます。 TIMED_STATISTICS_MESSAGEPOLICYTIMED_STATISTICSはFALSEに設定されています。 TIMED_STATISTICS_CLEAR_MESSAGEPOLICYTIMED_STATISTICSはTRUEに設定されています。 TIMED_STATISTICS_FIXPOLICYTIMED_STATISTICS初期化パラメータの編集 AUTO_PGA_NAMEPOLICY自動PGA管理を使用していない AUTO_PGA_DESCPOLICYPGA_AGGREGATE_TARGET初期化パラメータの値が0であるかどうか、またはWORKAREA_SIZE_POLICYの値がMANUALであるかどうかをチェックします。 AUTO_PGA_IMPACTPOLICY自動PGAメモリー管理は、PGAメモリーの割当て方法を簡略化し向上させます。有効にすると、DBAが設定したPGA_AGGREGATE_TARGET制限を保持したまま、作業領域専用のPGAメモリーの一部がOracleによって動的に調整できるようになります。 AUTO_PGA_RECOMPOLICY自動PGAメモリー管理を有効にし、PGA_AGGREGATE_TARGET初期化パラメータを0以外に設定することをお薦めします。Oracle PGAアドバイスを使用すると、PGA_AGGREGATE_TARGETを最適なサイズに簡単に設定できます。 SMALL_REDO_LOGS_NAMEPOLICYREDOログ・サイズの不足 SMALL_REDO_LOGS_DESCPOLICYREDOログ・ファイルが1MB未満でないかをチェックします SMALL_REDO_LOGS_IMPACTPOLICYREDOログのサイズが小さいと、システム・チェックポイントでバッファ・キャッシュとI/Oシステムに継続的に高負荷がかかります。 SMALL_REDO_LOGS_RECOMPOLICYREDOログのサイズを少なくとも1MBに増やしてください。 REDO_LOG_SIZE_TR_NLSIDPOLICYRedoログ・ファイル・サイズ(MB) INSUFF_REDO_LOGS_NAMEPOLICYREDOログ数の不足 INSUFF_REDO_LOGS_DESCPOLICY使用しているREDOログが2つ以下でないかをチェックします INSUFF_REDO_LOGS_IMPACTPOLICYオンラインREDOログ・ファイルは、リカバリに備えてデータベースにおける変更を記録するために使用されます。アーカイブが有効な場合、オンラインREDOログを再利用する前にアーカイブする必要があります。各データベースでは、最低で2つのオンラインREDOログ・グループが実行中である必要があります。オンラインREDOログのサイズと数が不足すると、LGWRはログを上書きする前に、ARCHがアーカイブ済ログ保存先への書込みを完了するのを待ちます。このような動作は、アクティビティがピークに達する期間には著しくパフォーマンスを低下させる原因となります。 INSUFF_REDO_LOGS_RECOMPOLICYオラクル社では、少なくとも3つのログ・グループと、各グループに少なくとも2つのメンバーを用意することをお薦めします。同じグループのメンバーは、異なるディスク・ドライブ上にある必要があります。 REDO_LOG_COUNT_TR_NLSIDPOLICYREDOログ数 INSUFF_CONTROL_FILES_NAMEPOLICY制御ファイル数の不足 INSUFF_CONTROL_FILES_DESCPOLICY単一の制御ファイルを使用していないかどうかをチェックします INSUFF_CONTROL_FILES_IMPACTPOLICY制御ファイルは、Oracleデータベースで最も重要なファイルの1つです。このファイルには、データベースに関する多くの物理特性と重要なリカバリ情報が記載されています。メディア・エラーによって1つしかない制御ファイルが失われると、不要な停止時間その他のリスクが発生します。 INSUFF_CONTROL_FILES_RECOMPOLICY異なるディスク上に多重化された2つ以上の制御ファイルを使用してください。 CONTROL_FILE_COUNT_TR_NLSIDPOLICY制御ファイル数 ASM_DISK_SIZE_NAMEPOLICYディスク・グループにはサイズが大幅に異なるディスクが含まれている ASM_DISK_SIZE_DESCPOLICYディスク・サイズが5%を超えて変動するディスクのディスク・グループをチェックします ASM_DISK_SIZE_IMPACTPOLICYディスク・グループ内のディスク間では、それぞれのサイズの差を5%以内にする必要があります。ただし、データ移行時を除きます。自動ストレージ管理では、ディスクのサイズに比例してデータを均一に分散します。I/Oと最適なパフォーマンスのバランスをとるためには、指定したディスク・グループ内のディスクを、同一のサイズとパフォーマンス特性にする必要があります。 ASM_DISK_SIZE_RECOMPOLICYディスク間でのサイズの差を5%未満にするように、ディスク・グループ内のディスクを削除、交換またはサイズ変更します。 ASM_DATA_PROTECTION_NAMEPOLICYディスク・グループは外部冗長性に依存し、非保護のディスクを所有している ASM_DATA_PROTECTION_DESCPOLICY外部冗長性に依存するディスク・グループで、ミラー化されていないか、またはパリティ保護されていないディスクをチェックします。 ASM_DATA_PROTECTION_IMPACTPOLICYディスク・グループが外部冗長性に依存し、ディスクがミラー化されていないか、またはパリティ保護されていない場合は、データ損失が発生する可能性があります。 ASM_DATA_PROTECTION_RECOMPOLICY問題のあるディスクをミラー化されたディスクまたはパリティ保護されたディスクと交換するか、非保護のディスクを「標準」または「高」の冗長性を持つディスク・グループに移動します。 ASM_MIXED_REDUNDANCY_NAMEPOLICYディスク・グループには、異なる冗長性属性を持つディスクが含まれている ASM_MIXED_REDUNDANCY_DESCPOLICY異なる冗長性属性を持つディスクのディスク・グループをチェックします。 ASM_MIXED_REDUNDANCY_IMPACTPOLICY異なる冗長性属性を持つ同じディスク・グループ内のディスクでは、データ保護のレベルに一貫性がなくなる場合があります。 ASM_MIXED_REDUNDANCY_RECOMPOLICY異なる冗長性属性を持つディスクを別のディスク・グループに移動します。 ASM_UNNEEDED_REDUNDANCY_NAMEPOLICY「標準」または「高」の冗長性を持つディスク・グループに、ミラー化されたディスクまたはパリティ保護されたディスクがある ASM_UNNEEDED_REDUNDANCY_DESCPOLICY「標準」または「高」の冗長性を持つディスク・グループで、ミラー化されているディスクまたはパリティ保護されているディスクをチェックします。 ASM_UNNEEDED_REDUNDANCY_IMPACTPOLICYディスクとそのディスク・グループがデータの冗長性を提供している場合は、ディスク・リソースが消費され、不必要にパフォーマンスに影響を与えます。 ASM_UNNEEDED_REDUNDANCY_RECOMPOLICY「標準」または「高」の冗長性を持つディスク・グループのディスクを非保護ディスクと交換します。 NO_RECOVERY_AREA_NAMEPOLICYリカバリ領域の場所が未設定 NO_RECOVERY_AREA_DESCPOLICYリカバリ領域が設定されているかどうかのチェック NO_RECOVERY_AREA_IMPACTPOLICYリカバリ領域の場所を設定しないと、すべてのリカバリ・コンポーネントに対する記憶域の場所が分割されます。 NO_RECOVERY_AREA_RECOMPOLICYすべてのリカバリ・コンポーネントに対して統合された記憶域の場所が提供されるよう、リカバリ領域の場所を設定することをお薦めします。 NO_FORCE_LOGGING_NAMEPOLICY強制ロギングが無効 NO_FORCE_LOGGING_DESCPOLICYData Guard Brokerの使用時に、プライマリ・データベースの強制ロギングが無効になっていないかのチェック NO_FORCE_LOGGING_IMPACTPOLICYプライマリ・データベースが強制ロギング・モードではありません。そのため、ログに記録されないプライマリ・データベースへの直接書込みはスタンバイ・データベースに伝播されません。 NO_FORCE_LOGGING_RECOMPOLICYALTER DATABASE FORCE LOGGINGを使用して、プライマリ・データベースを強制ロギング・モードに設定してください。 TKPROF_NAMEPOLICYTKPROF実行可能ファイルの権限 TKPROF_NAME_NTPOLICYTKPROF実行可能ファイルの権限(Windows) TKPROF_DESCPOLICYtkprof実行可能ファイルの権限がグループに対する読取りおよび実行に制限されていることと、パブリックにはアクセスできないことを確認します TKPROF_IMPACTPOLICYTKPROFに対する過度の権限は、内部の情報を未保護の状態にします。 TKPROF_RECOMPOLICYtkprof実行可能ファイルが必要ない場合は削除します。そうでない場合は、tkprof実行可能ファイルの権限をグループに対する読取りおよび実行に制限し、パブリックにはアクセスできないようにする必要があります。 TKPROF_OWNER_NAMEPOLICYTKPROF実行可能ファイルの所有者 TKPROF_OWNER_DESCPOLICYtkprof実行可能ファイルがOracleソフトウェアの所有者に所有されていることを確認します TKPROF_OWNER_IMPACTPOLICYTKPROF所有権をOracleソフトウェア・セットおよびDBAグループに制限しないと、情報漏れが発生する可能性があります。 TKPROF_OWNER_RECOMPOLICYtkprof実行可能ファイルの権限をOracleソフトウェア・セットおよびDBAグループに制限します。 OTRACE_NAMEPOLICYOTRACEデータファイル OTRACE_DESCPOLICYOTRACEで収集されたデータによって引き起こされる、データベース・パフォーマンスとディスク領域使用量への悪影響を回避します。 OTRACE_IMPACTPOLICYデータ収集によるパフォーマンスとリソースの使用は、データベース・パフォーマンスとディスク領域使用量に悪影響を与える可能性があります。 OTRACE_RECOMPOLICYOTRACEを無効にする必要があります。 SQLPLUS_NAMEPOLICYSQL*Plus実行可能ファイルの権限 SQLPLUS_NAME_NTPOLICYSQL*Plus実行可能ファイルの権限(Windows) SQLPLUS_DESCPOLICYSQL*Plus実行可能ファイルの権限がOracleソフトウェア・セットおよびDBAグループに制限されていることを確認します SQLPLUS_IMPACTPOLICY適切な権限のあるアカウントを持つユーザーがSQL*Plusを使用すると、データベース上ですべてのSQLを実行できます。SQL*PlusのPUBLIC EXECUTE権限は、悪質なユーザーに機密情報を公開することによってセキュリティ上の問題を発生させる可能性があります。 SQLPLUS_RECOMMPOLICYSQL*Plus実行可能ファイルの権限をOracleソフトウェア・セットおよびDBAグループに制限します。 SQLPLUS_OWNER_NAMEPOLICYSQL*Plus実行可能ファイルの所有者 SQLPLUS_OWNER_DESCPOLICYSQL*Plus所有権がOracleソフトウェア・セットおよびDBAグループに制限されていることを確認します SQLPLUS_OWNER_IMPACTPOLICY適切な権限のあるアカウントを持つユーザーがSQL*Plusを使用すると、データベース上ですべてのSQLを実行できます。SQL*Plus所有権をOracleソフトウェア・セットおよびDBAグループに制限しないと、悪質なユーザーに機密情報を公開することによってセキュリティ上の問題が発生する可能性があります。 SQLPLUS_OWNER_RECOMPOLICYSQL*Plus所有権をOracleソフトウェア・セットおよびDBAグループに制限します。 WIN_PLATFORM_NAMEPOLICYドメイン・コントローラへのインストール WIN_PLATFORM_DESCPOLICYOracleがドメイン・コントローラにインストールされていないことを確認します WIN_PLATFORM_IMPACTPOLICYOracleをドメイン・コントローラにインストールすると、重大なセキュリティ上の問題が発生する可能性があります。 WIN_PLATFORM_RECOMMPOLICYOracleは、ドメインのメンバーであるサーバーまたはスタンドアロンのサーバーのみにインストールしてください。 DRIVE_PERM_NAMEPOLICYインストール済Oracleホームのドライブ権限 DRIVE_PERM_DESCPOLICYWindowsで、インストール済Oracleホームのドライブが、Everyoneグループにアクセスできないことを確認します DRIVE_PERM_IMPACTPOLICYOracleのインストール済ドライブにEveryoneへの権限を付与すると、重大なセキュリティ上の問題が発生する可能性があります。 DRIVE_PERM_RECOMMPOLICYインストール済Oracleホームのドライブは、Everyoneグループにアクセスできないようにする必要があります。 DOMAIN_USERS_NAMEPOLICYローカルのUsersグループのDomain Usersグループ・メンバー DOMAIN_USERS_DESCPOLICYドメイン・サーバーのローカルのUsersグループにDomain Usersグループが含まれていないことを確認します DOMAIN_USERS_IMPACTPOLICYローカルのUsersグループにDomain Usersグループが含まれていると、重大なセキュリティ上の問題が発生する可能性があります。 DOMAIN_USERS_RECOMMPOLICYローカルのUsersグループからDomain Usersグループを削除します。 WIN_TOOLS_NAMEPOLICYWindowsツールの権限 WIN_TOOLS_DESCPOLICYOracleサービスにWindowsツールの権限がないことを確認します WIN_TOOLS_IMPACTPOLICYOracleサービスにWindowsツールの権限を付与すると、重大なセキュリティ上の問題が発生する場合があります。 WIN_TOOLS_RECOMMPOLICYWindowsツールのOracleサービス・アカウントの権限を削除します。 WEBCACHE_NAMEPOLICYWebキャッシュ初期化ファイルの権限 WEBCACHE_NAME_NTPOLICYWebキャッシュ初期化ファイルの権限(Windows) WEBCACHE_DESCPOLICYWebキャッシュ初期化ファイル(webcache.xml)の権限がOracleソフトウェア・セットおよびDBAグループに制限されていることを確認します WEBCACHE_IMPACTPOLICYWebキャッシュ初期化ファイル(webcache.xml)には機密情報が格納されます。Webキャッシュ初期化ファイルがパブリックからアクセス可能な場合、管理者パスワードのハッシュなどの機密データを取得するために使用される可能性があります。 WEBCACHE_RECOMMPOLICYWebキャッシュ初期化ファイル(webcache.xml)のアクセスを、Oracleソフトウェア・セットおよびDBAグループに制限します。 SNMP_RO_NAMEPOLICYOracle AgentのSNMP読取り専用構成ファイルの権限 SNMP_RO_NAME_NTPOLICYOracle AgentのSNMP読取り専用構成ファイルの権限(Windows) SNMP_RO_DESCPOLICYOracle AgentのSNMP読取り専用構成ファイル(snmp_ro.ora)の権限が、Oracleソフトウェア・セットおよびDBAグループに制限されていることを確認します SNMP_RO_IMPACTPOLICYOracle AgentのSNMP読取り専用構成ファイル(snmp_ro.ora)には、認識しているエージェントのリスニング・アドレス、SQL*Netリスナーの名前およびOracleデータベース・サービスと、トレース・パラメータが含まれています。SNMP読取り専用構成ファイルがパブリックからアクセス可能な場合、トレース・ディレクトリの場所やdbsnmpアドレスなどの機密データを取得するために使用される可能性があります。 SNMP_RO_RECOMMPOLICYOracle AgentのSNMP読取り専用構成ファイル(snmp_ro.ora)のアクセスを、Oracleソフトウェア・セットおよびDBAグループに制限します。 SNMP_RW_NAMEPOLICYOracle AgentのSNMP読取り-書込み構成ファイルの権限 SNMP_RW_NAME_NTPOLICYOracle AgentのSNMP読取り-書込み構成ファイルの権限(Windows) SNMP_RW_DESCPOLICYOracle AgentのSNMP読取り-書込み構成ファイル(snmp_rw.ora)の権限が、Oracleソフトウェア・セットおよびDBAグループに制限されていることを確認します SNMP_RW_IMPACTPOLICYOracle AgentのSNMP読取り-書込み構成ファイル(snmp_rw.ora)には、認識しているエージェントのリスニング・アドレス、SQL*Netリスナーの名前およびOracleデータベース・サービスと、トレース・パラメータが含まれています。SNMP読取り-書込み構成ファイルがパブリックからアクセス可能な場合、トレース・ディレクトリの場所やdbsnmpアドレスなどの機密データを取得するために使用される可能性があります。 SNMP_RW_RECOMMPOLICYOracle AgentのSNMP読取り-書込み構成ファイル(snmp_rw.ora)のアクセスを、Oracleソフトウェア・セットおよびDBAグループに制限します。 WDBSVR_NAMEPOLICYOracle HTTP Serverのmod_plsql構成ファイルの権限 WDBSVR_NAME_NTPOLICYOracle HTTP Serverのmod_plsql構成ファイルの権限(Windows) WDBSVR_DESCPOLICYOracle HTTP Serverのmod_plsql構成ファイル(wdbsvr.app)の権限が、Oracleソフトウェア・セットおよびDBAグループに制限されていることを確認します WDBSVR_IMPACTPOLICYOracle HTTP Serverのmod_plsql構成ファイル(wdbsvr.app)には、認証に使用するデータベース・アクセス記述子が含まれています。mod_plsql構成ファイルがパブリックからアクセス可能な場合、悪質なユーザーがそれを利用し、データベース・アクセス記述子の設定を変更してPL/SQLアプリケーションにアクセスしたり、DoS攻撃を実行したりする可能性があります。 WDBSVR_RECOMMPOLICYOracle HTTP Serverのmod_plsql構成ファイル(wdbsvr.app)のアクセスを、Oracleソフトウェア・セットおよびDBAグループに制限します。 XSQL_NAMEPOLICYOracle XSQL構成ファイルの権限 XSQL_NAME_NTPOLICYOracle XSQL構成ファイルの権限(Windows) XSQL_DESCPOLICYOracle XSQL構成ファイル(XSQLConfig.xml)の権限が、Oracleソフトウェア・セットおよびDBAグループに制限されていることを確認します XSQL_IMPACTPOLICYOracle XSQL構成ファイル(XSQLConfig.xml)には、データベース接続の機密情報が含まれています。XSQL構成ファイルがパブリックからアクセス可能な場合、機密データへのアクセスまたはさらなる攻撃に利用可能なデータベース・ユーザー名およびパスワードが公開される可能性があります。 XSQL_RECOMMPOLICYOracle XSQL構成ファイル(XSQLConfig.xml)のアクセスを、Oracleソフトウェア・セットおよびDBAグループに制限します。 HTACCESS_NAMEPOLICYOracle HTTP Server分散構成ファイルの権限 HTACCESS_NAME_NTPOLICYOracle HTTP Server分散構成ファイルの権限(Windows) HTACCESS_DESCPOLICYOracle HTTP Server分散構成ファイルの権限が、Oracleソフトウェア・セットおよびDBAグループに制限されていることを確認します HTACCESS_IMPACTPOLICYOracle HTTP Server分散構成ファイル(通常は.htaccess)は、webフォルダのアクセス制御および認証に使用されます。このファイルを変更して、機密情報を含むページへのアクセス権を取得することができます。 HTACCESS_RECOMMPOLICYOracle HTTP Server分散構成ファイルのアクセスを、Oracleソフトウェア・セットおよびDBAグループに制限します。 WEBCACHE_OWNER_NAMEPOLICYWebキャッシュ初期化ファイルの所有者 WEBCACHE_OWNER_DESCPOLICYWebキャッシュ初期化ファイル(webcache.xml)がOracleソフトウェアの所有者に所有されていることを確認します WEBCACHE_OWNER_IMPACTPOLICYWebキャッシュ初期化ファイル(webcache.xml)には機密情報が格納されます。Webキャッシュ初期化ファイルがパブリックからアクセス可能な場合、管理者パスワードのハッシュなどの機密データを取得するために使用される可能性があります。 WEBCACHE_OWNER_RECOMMPOLICYWebキャッシュ初期化ファイル(webcache.xml)の権限をOracleソフトウェア・セットの所有者およびDBAグループに制限します。 SNMP_RO_OWNER_NAMEPOLICYOracle AgentのSNMP読取り専用構成ファイルの所有者 SNMP_RO_OWNER_DESCPOLICYOracle AgentのSNMP読取り専用構成ファイル(snmp_ro.ora)がOracleソフトウェアの所有者に所有されていることを確認します SNMP_RO_OWNER_IMPACTPOLICYOracle AgentのSNMP読取り専用構成ファイル(snmp_ro.ora)には、認識しているエージェントのリスニング・アドレス、SQL*Netリスナーの名前およびOracleデータベース・サービスと、トレース・パラメータが含まれています。SNMP読取り専用構成ファイルがパブリックからアクセス可能な場合、トレース・ディレクトリの場所やdbsnmpアドレスなどの機密データを取得するために使用される可能性があります。 SNMP_RO_OWNER_RECOMMPOLICYOracle AgentのSNMP読取り専用構成ファイル(snmp_ro.ora)の権限をOracleソフトウェア・セットの所有者およびDBAグループに制限します。 SNMP_RW_OWNER_NAMEPOLICYOracle AgentのSNMP読取り-書込み構成ファイルの所有者 SNMP_RW_OWNER_DESCPOLICYOracle AgentのSNMP読取り-書込み構成ファイル(snmp_rw.ora)がOracleソフトウェアの所有者に所有されていることを確認します SNMP_RW_OWNER_IMPACTPOLICYOracle AgentのSNMP読取り-書込み構成ファイル(snmp_rw.ora)には、認識しているエージェントのリスニング・アドレス、SQL*Netリスナーの名前およびOracleデータベース・サービスと、トレース・パラメータが含まれています。SNMP読取り-書込み構成ファイルがパブリックからアクセス可能な場合、トレース・ディレクトリの場所やdbsnmpアドレスなどの機密データを取得するために使用される可能性があります。 SNMP_RW_OWNER_RECOMMPOLICYOracle AgentのSNMP読取り-書込み構成ファイル(snmp_rw.ora)の権限をOracleソフトウェア・セットの所有者およびDBAグループに制限します WDBSVR_OWNER_NAMEPOLICYOracle HTTP Serverのmod_plsql構成ファイルの所有者 WDBSVR_OWNER_DESCPOLICYOracle HTTP Serverのmod_plsql構成ファイル(wdbsvr.app)がOracleソフトウェアの所有者に所有されていることを確認します WDBSVR_OWNER_IMPACTPOLICYOracle HTTP Serverのmod_plsql構成ファイル(wdbsvr.app)には、認証に使用するデータベース・アクセス記述子が含まれています。mod_plsql構成ファイルがパブリックからアクセス可能な場合、悪質なユーザーがそれを利用し、データベース・アクセス記述子の設定を変更してPL/SQLアプリケーションにアクセスしたり、DoS攻撃を実行したりする可能性があります。 WDBSVR_OWNER_RECOMMPOLICYOracle HTTP Serverのmod_plsql構成ファイル(wdbsvr.app)の権限をOracleソフトウェア・セットの所有者およびDBAグループに制限します。 XSQL_OWNER_NAMEPOLICYOracle XSQL構成ファイルの所有者 XSQL_OWNER_DESCPOLICYOracle XSQL構成ファイル(XSQLConfig.xml)がOracleソフトウェアの所有者に所有されていることを確認します XSQL_OWNER_IMPACTPOLICYOracle XSQL構成ファイル(XSQLConfig.xml)には、データベース接続の機密情報が含まれています。XSQL構成ファイルがパブリックからアクセス可能な場合、機密データへのアクセスまたはさらなる攻撃に利用可能なデータベース・ユーザー名およびパスワードが公開される可能性があります。 XSQL_OWNER_RECOMMPOLICYOracle XSQL構成ファイル(XSQLConfig.xml)の権限をOracleソフトウェア・セットの所有者およびDBAグループに制限します。 HTACCESS_OWNER_NAMEPOLICYOracle HTTP Server分散構成ファイルの所有者 HTACCESS_OWNER_DESCPOLICYOracle HTTP Server分散構成ファイルの所有権がOracleソフトウェア・セットおよびDBAグループに制限されていることを確認します HTACCESS_OWNER_IMPACTPOLICYOracle HTTP Server分散構成ファイル(通常は.htaccess)は、webフォルダのアクセス制御および認証に使用されます。このファイルを変更して、機密情報を含むページへのアクセス権を取得することができます。 HTACCESS_OWNER_RECOMMPOLICYOracle HTTP Server分散構成ファイルの所有権をOracleソフトウェア・セットおよびDBAグループに制限します。 ALL_PRIVILEGE_NAMEPOLICYALL PRIVILEGESの付与 ALL_PRIVILEGE_DESCPOLICYALL PRIVILEGESがどのユーザーまたはロールにも付与されていないことを確認します ALL_PRIVILEGE_IMPACTPOLICY権限はどのユーザーまたはロールにも付与できます。過剰な権限は不正に使用される可能性があります。ALL PRIVILEGESはどのユーザーまたはロールにも付与しないでください。 ALL_PRIVILEGE_RECOMMPOLICY権限はどのユーザーまたはロールにも付与できます。過剰な権限は不正に使用される可能性があります。ALL PRIVILEGESはどのユーザーまたはロールにも付与しないでください。 SELECT_ANY_TABLE_NAMEPOLICYSELECT ANY TABLE権限の付与 SELECT_ANY_TABLE_DESCPOLICYSELECT ANY PRIVILEGEがどのユーザーまたはロールにも付与されていないことを確認します SELECT_ANY_TABLE_IMPACTPOLICYSELECT ANY TABLE権限は、ユーザーまたはロール自身が所有していない表のデータを表示できるようにするために使用できます。この権限を持つユーザー・アカウントへのアクセス権を持つ悪質なユーザーは、これを利用して機密データにアクセスできます。 SELECT_ANY_TABLE_RECOMMPOLICYSELECT ANY TABLE権限を付与しないでください。 SELECT_PRIVILEGE_NAMEPOLICYDBA_*ビューへのアクセス SELECT_PRIVILEGE_DESCPOLICYSELECT権限がどのDBA_ビューにも付与されていないことを確認します SELECT_PRIVILEGE_IMPACTPOLICYDBA_*ビューを使用すると、データベースの権限およびポリシーの設定にアクセスできます。これらのビューの一部では、セキュリティ・ポリシーを理解するために使用できる重要なPL/SQLコードを表示することもできます。 SELECT_PRIVILEGE_RECOMMPOLICYDBA_ビューにはSELECT権限を付与しないでください。SELECT権限を持つユーザーがいる場合、DBA_ビューへのアクセスがすべて監査されていることを確認してください。 INSERT_FAILURE_NAMEPOLICY監査の挿入失敗 INSERT_FAILURE_DESCPOLICY重要なデータ・オブジェクトについて、挿入の失敗が監査されていることを確認します INSERT_FAILURE_IMPACTPOLICY重要なデータ・オブジェクトで挿入の失敗を監査しないと、悪質なユーザーがシステムのセキュリティに侵入する可能性があります。 INSERT_FAILURE_RECOMMPOLICY重要なデータ・オブジェクトで挿入の失敗を監査します。 EXECUTE_AND_OTHER_PRIVLEGES_NAMEPOLICYディレクトリ・オブジェクトに対するEXECUTE権限とREAD/WRITE権限 EXECUTE_AND_OTHER_PRIVLEGES_DESCPOLICY同じディレクトリ・オブジェクトに対するEXECUTE権限とREAD/WRITE権限が1人のユーザーに付与されないようにします EXECUTE_AND_OTHER_PRIVLEGES_IMPACTPOLICY特定のディレクトリ・オブジェクトについてEXECUTEとREAD/WRITE権限を両方提供すると、知識のあるユーザーによって悪意的に利用される可能性があります。 EXECUTE_AND_OTHER_PRIVLEGES_RECOMMPOLICY特定のディレクトリ・オブジェクトに対するEXECUTE権限とREAD/WRITE権限は、同じユーザーには付与しないようにすることをお薦めします。 PUBLIC_EXECUTE_PRIV_DIROBJ_NAMEPOLICYPUBLIC向けディレクトリ・オブジェクトに対するEXECUTE権限 PUBLIC_EXECUTE_PRIV_DIROBJ_DESCPOLICYディレクトリ・オブジェクトに対するEXECUTE権限がPUBLICに付与されないようにします。 PUBLIC_EXECUTE_PRIV_DIROBJ_IMPACTPOLICYディレクトリ・オブジェクトに対するEXECUTE権限がPUBLICに付与されていると、知識のあるユーザーによって悪意的に利用される可能性があります。 PUBLIC_EXECUTE_PRIV_DIROBJ_RECOMMPOLICYディレクトリ・オブジェクトに対するEXECUTE権限は、PUBLICには付与しないようにすることをお薦めします。