SAPモジュール定義の作成

モジュールの作成ウィザードを使用して、SAPソースのデータを格納するSAPソース・モジュールを作成します。

SAPモジュールを作成する手順は、次のとおりです。

「SAP」を右クリックして、「新規SAP」を選択します。

モジュールの作成ウィザードが表示されます。
名前と説明ページに、SAPモジュールの名前を入力します。モジュールのステータスを選択します（必要に応じて説明も入力します）。「次へ」をクリックします。
接続情報ページで、既存ロケーションを選択するか、または「編集」をクリックして「SAPのロケーションの編集」ダイアログ・ボックスを開きます。「SAPシステムへの接続」の説明に従って、詳細を指定します。「次へ」をクリックします。
サマリー・ページで、「終了」をクリックします。

これで、プロジェクト・ナビゲータに新しいSAPモジュールが表示されます。

注意:

SAPロケーションを作成する前に、必要なすべての情報が揃っていることを確認してください。ロケーション情報は、モジュールの作成時、またはモジュールにメタデータをインポートする前に指定できます。ロケーションを作成するには、サーバー名、ユーザー名、パスワード、システム番号およびクライアント番号の情報が必要になります。これらの詳細は、システム管理者から入手してください。

接続情報を設定する場合、次のいずれかの接続タイプを選択できます。

リモート・ファンクション・コール（RFC）

リモート・ファンクション・コールを使用してリモート・システム上のファンクション・モジュールを呼び出すことができます。この方法では、SAPアプリケーション・サーバーのIPアドレス情報が必要になります。

SAPリモート・ファンクション・コール（SAPRFC.INI）

SAPRFC.INIという名前のファイルの中に接続情報を指定して、このファイルを次のロケーションにコピーすることもできます。 OWB_ORACLE_HOME\owb\bin\admin。

SAPRFC.INIファイルを使用する場合、SAP接続を確立するために特定のパラメータの値を指定する必要があるため、ABAPパラメータの知識が前提となります。ABAPに習熟していない場合、この接続方式はお薦めしません。

注意:

SAPRFC.INIファイルはSAPインストレーションCDに収録されています。

モジュールの作成ウィザードでは、SAPアプリケーション・サーバーに格納されているメタデータに基づいてモジュールが作成されます。