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アイテム・フォルダは、Oracle BI Discovererでデータベース表、外部表またはビューにマップするフォルダ・オブジェクトに相当します。これらのオブジェクトは、データベース・ビューと同様にデータの結果セットを表します。アイテム・フォルダには表と同様の情報が格納されます。たとえば、組織の従業員や顧客の詳細の格納に使用できます。アイテム・フォルダには、表の列に対応するアイテムと呼ばれるエンティティが含まれます。各アイテムには名前があり、特定のタイプの情報が含まれます。たとえば、従業員詳細を含むアイテム・フォルダには、従業員名、開始日および部門などのアイテムが含まれることがあります。
アイテム・フォルダには、単純および複合という2つのタイプがあります。単純アイテム・フォルダには、Oracleモジュール内の1つの表を参照するアイテムが含まれます。複合フォルダはデータベース・ビューに類似しており、同じOracle Discovererモジュール内の複数のアイテム・フォルダのアイテムをグループ化する手段を提供します。アイテム・フォルダには結合、計算済アイテムおよび条件も含まれます。
注意: Warehouse Builderでは、Discovererのカスタム・フォルダはサポートされていません。 |
Warehouse Builderでは、Oracleモジュール内のウェアハウス設計オブジェクトからビジネス定義を導出すると、アイテム・フォルダが作成されます。「BIオブジェクトの導出」を参照してください。また、アイテム・フォルダの作成ウィザードまたはグラフィカル・ナビゲータを使用して、カスタマイズ済のアイテム・フォルダを手動で作成することもできます。アイテム・フォルダを編集するには、グラフィカル・ナビゲータも使用できます。
アイテム・フォルダの詳細は、次の項を参照してください。