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フラット・ファイル・サンプル・ウィザードでは、複数の物理レコードに対応する論理レコードで構成されたファイルをサンプリングできます。ファイルに論理レコードが含まれている場合は、「論理レコードを含むファイル」を選択します。次に、ファイルを記述するオプションを1つ選択します。
下部のパネルの論理レコードの表示が更新され、選択内容が反映されます。デフォルトでは、1論理レコード当たり1物理レコードが選択されています。
1論理レコード当たりの物理レコード数: データファイルには、論理レコードごとに固定数の物理レコードが含まれます。
PHYSICAL_RECORD1 PHYSICAL_RECORD2 PHYSICAL_RECORD3 PHYSICAL_RECORD4
前述の例で、論理レコード当たりの物理レコード数が2の場合は、PHYSICAL_RECORD1
とPHYSICAL_RECORD2
が1つの論理レコードを形成し、PHYSICAL_RECORD3
とPHYSICAL_RECORD4
が2番目の論理レコードを形成します。
現行の物理レコードの終了文字: データファイルには、可変数の物理レコードが含まれます。物理レコードの末尾には、そのレコードが次の物理レコードに続くことを表す継続文字が付加されます。
次の例では、継続文字はレコード末尾のパーセント記号(%)です。
PHYSICAL_RECORD1% PHYSICAL_RECORD2 end log rec 1 PHYSICAL_RECORD3% PHYSICAL_RECORD4 end log rec 2
次の物理レコードの開始文字: データファイルには、可変数の物理レコードが含まれます。物理レコードの先頭には、そのレコードが前の物理レコードから続くことを表す継続文字が付加されます。
次の例は、レコードの先頭に継続文字がある2つの論理レコードを示しています。
PHYSICAL_RECORD1 %PHYSICAL_RECORD2 end log rec1 PHYSICAL_RECORD3 %PHYSICAL_RECORD4 end log rec 2
この方法を使用すると、3つ以上のレコードを結合できます。次の例では、レコード先頭の継続文字を使用した、1論理レコード当たり4つの物理レコードを示しています。
PHYSICAL_RECORD1 %PHYSICAL_RECORD2 %PHYSICAL_RECORD25 %PHYSICAL_RECORD26 (end log record 1) PHYSICAL_RECORD3 %PHYSICAL_RECORD4 %PHYSICAL_RECORD45 %PHYSICAL_RECORD46 (end log record 2)
論理レコード情報の入力が完了した後で、「次へ」をクリックしてウィザードを続行します。