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このプロパティは、フラット・ファイルのフィールドをリレーショナル表の列に変換する方法を指定します。外部表の特性を定義するときに使用されます。また、リレーショナル演算子にマッピングするフィールドを自動生成するときにも使用されます。同様に、フラット・ファイルをターゲットとして使用する場合にPL/SQLコードを生成するときにも使用されます。
ここで設定するSQLプロパティは、マッピング設計、検証および生成に次のような影響を与えます。
外部表: 1つのフラット・ファイル・レコード・タイプに基づいて外部表を作成する場合、列のプロパティは、フラット・ファイルに定義したSQLプロパティに基づきます。外部表の詳細は、「外部表の使用」を参照してください。
空のマッピング・オブジェクトへのデータの移入: マッピングで空のリレーショナル・オブジェクトにメタデータを移入すると、そのオブジェクトは、フラット・ファイルのソースに定義したSQLプロパティを継承します。
フラット・ファイル・ターゲット: マッピングのターゲットとしてフラット・ファイルを使用すると、そのターゲットはSQLプロパティを継承しません。かわりに、すべてのフィールドはデフォルトのSQL*Loaderデータ型を継承します。
SQLタイプ
Warehouse Builderは、CHAR
、DATE
、FLOAT
、BLOB
など多くのSQLデータ型をサポートしています。
ウィザードでは、設定したSQL*Loaderプロパティに基づいてSQLタイプのデフォルト値が割り当てられます。デフォルトのSQLタイプを使用すると、後でSQL*Loaderプロパティを変更した場合にSQLタイプが更新されます。ただし、リストから新しいSQLタイプを選択してSQLタイプを上書きすると、フラット・ファイルのSQL*Loaderデータ型とは無関係になります。
SQL長
必要な場合、このプロパティでSQL列の長さを定義します。
SQL精度
必要な場合、このプロパティでSQL列の精度を定義します。たとえば、NUMBER
とFLOAT
のフィールドを定義する場合に、精度を設定します。
SQLスケール
必要な場合、このプロパティでSQL列のスケールを定義します。たとえば、NUMBER
とFLOAT
のフィールドを定義する場合に、スケールを設定します。
フィールドの変更内容に基づいて、すべてのフィールド位置を自動的に再計算するには、「すべてのフィールドの開始位置と終了位置を自動的に更新」を選択します。
新しいフラット・ファイルのメタデータが定義できたら、これをソース・ファイルまたはターゲット・ファイルとして使用したり、このファイルのレコードを使用して外部表を作成できます。