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次のような一部の配布では、ターゲット・ロケーションの所有者に、新規ユーザーの作成時に付与された権限よりも強力な権限が必要です。
アップグレード・アクション
End User Layer(EUL)の配布
権限があるデータベース・ユーザーは、他の権限を付与できます。
ETLの場合、ターゲット・ロケーションの所有者には、ソース・ロケーションからデータを読み込むための十分な権限が必要です。たとえば、ソース・ロケーションがデータベース表の場合、ターゲットの所有者には、この表に対するSELECT
権限が必要です。
アップグレード・アクション
GRANT_UPGRADE_PRIVILEGES
PL/SQLスクリプトによって、アップグレード・アクションに必要なロールと権限がターゲット・ユーザーに付与されます。次の構文を使用します。
@%OWB_ORACLE_HOME%/owb/rtp/sql/grant_upgrade_privileges username
OWB_ORACLE_HOME
は、ターゲット・システムのWarehouse Builderのホーム・ディレクトリです。
username
は、ターゲット・ロケーションの所有者です。
たとえば、次のコマンドでは、Windowsシステムに対する権限がSALES_TARGET
ユーザーに付与されます。
@%OWB_ORACLE_HOME%\owb\rtp\sql\grant_upgrade_privileges sales_target
EUL配布
EULユーザーがOracle BI Discovererロケーションを使用するには、CREATE DATABASE LINK
権限が必要です。