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結合を使用すると、2つのアイテム・フォルダ間でデータを関連付けることができます。データ分析中には、複数のフォルダに格納されている情報が必要になることがあります。結合により、エンド・ユーザーは複数のアイテム・フォルダ間でビジネス分析とレポートを実行できます。アイテム・フォルダ間の結合を作成してDiscoverer EULに配布すると、Discoverer PlusとDiscoverer Viewerで分析に使用できるようになります。
「結合」エディタには、2つのアイテム・フォルダ間の関係、つまり結合が表示されます。新しい行をクリックして必要な情報を入力すると、新しい結合を定義できます。各結合行の左にある、結合の番号を示すボックスを右クリックして「削除」をクリックすると、結合を削除できます。
結合ページで、「結合名」フィールドの行をクリックして、次の情報を入力します。
結合名: 作成する結合の名前を入力します。
マスター・アイテム・フォルダ: マスターとなるアイテム・フォルダを選択します。前述の例では、DEPARTMENTSがローカル・アイテム・フォルダ、COUNTRIESがマスター・アイテム・フォルダです。これら2つのアイテム・フォルダの間に結合が作成されます。
詳細には常にマスターがあります: 詳細アイテム・フォルダが常にこのマスターを持つように指定する場合は、このボックスを選択します。
1対1: 2つのアイテム・フォルダ間の1対1の関係を指定する場合は、このボックスを選択します。
外部結合: この関係に外部結合が存在するかどうか、およびそのタイプをリストから選択します。
説明: 必要に応じて結合を記述します。
結合ごとに、下のフィールドをクリックして次の情報を入力し、結合コンポーネントを指定できます。
ローカル・アイテム: 現行のアイテム・フォルダに含まれているアイテムが、このリストに自動的に移入されます。このリストからアイテムを選択します。
演算子: 選択済のローカル・アイテムとマスター・アイテム・フォルダから選択するリモート・アイテムの関係を選択します。
リモート・アイテム: マスター・アイテム・フォルダから、現在のアイテム・フォルダのローカル・アイテムと結合するアイテムを選択します。
結合名を選択すると、プロパティ・インスペクタにその結合に関する次のプロパティが表示されます。
ビジネス名: 結合のビジネス名。
説明: 結合の説明。
外部の外部キー: 結合の外部の外部キーを指定します。
物理名: デフォルト名以外の名前を使用する場合は、物理名を指定します。
また、結合を追加するための代替方法について「グラフィカル・ナビゲータを使用した結合の追加」も参照してください。