「論理テーブルの同期化」ダイアログ・ボックス

「論理テーブルの同期化」ダイアログ・ボックスでは、論理テーブルの元になるデータベース・オブジェクトで使用されているデータ型が変更された場合に、そのデータ型で論理テーブルを更新できます。このダイアログ・ボックスに、論理テーブルに加えられた変更の詳細が表示されます。

「論理テーブルの同期化」ダイアログ・ボックスには、「オブジェクト」列、「理由」列、「アクション」列の3つの列が含まれています。「オブジェクト」列には、変更された、基礎となるデータベース・オブジェクトのコンポーネントが表示されます。「理由」列には、同期化の理由の簡単な説明が表示されます。「アクション」列には、論理テーブルを同期化するために実行されるアクションが表示されます。使用可能なアクションは「更新」と「なし」です。コンポーネントに対して「なし」を選択した場合、そのオブジェクトは同期化されません。「アクション」が「更新」に設定されている定義のみが同期化されます。

たとえば、論理テーブルDEPT_ITMFがDEPT表から導出されているとします。論理テーブルの作成後、DEPT表を変更し、LOCATION列のデータ型をVARCHAR2からNUMBERに変更します。論理テーブルDEPT_ITMFを同期化すると、「論理テーブルの同期化」ダイアログ・ボックスの「オブジェクト」列にLOCATIONと表示されます。「理由」列には、「データ型が一致しません」と表示されます。「アクション」列には、「更新」と表示されます。

「OK」をクリックすると、「論理テーブルの同期化」ダイアログ・ボックスにリストされているアクションが実行され、論理テーブル定義が更新されます。このダイアログ・ボックスにリストされるアクションを実行しない場合は、「取消」をクリックします。