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COBOLプログラマは、物理ファイルと、物理ファイルを構築するための論理レコードを定義することでファイルを作成します。レコードはCOBOLプログラム自体の中でも定義できますが、通常はコピーブックと呼ばれる別のファイル内に定義します。このコピーブックでは、ユーザー・データのレイアウトと書式は指定しますが、ファイル自体の物理特性は指定しません。ファイルの物理特性とは、ファイルの編成方法とアクセス方法を指定するものです。たとえば、レコードを終端する(CRまたはCR/LFなどで)かどうかはユーザー・データの定義に含まれず、したがってレコード定義にも含まれません。
Warehouse Builderを使用すると、COBOLコピーブックからデータをインポートできます。Warehouse Builderが次の操作を自動的に実行します。
データ記憶域のフィールドの定義
データ位置の計算
SQL*Loaderの適切なデータ型定義へのCOBOLデータ特性の変換