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Oracle Application Expressでのページ・レイアウトの理解

Application Expressエンジンは、開発者によって定義されたアプリケーション・コンポーネントおよびデータベース内のデータをテンプレートと組み合せてページをレンダリングします。

全体的なフレームワーク(またはページの構造)は、ページ・テンプレートによって決まります。たとえば、ページ・テンプレートは、ページでタブおよびナビゲーション・バーを使用するかどうかを制御します。また、ページの左側にナビゲーションまたはセカンダリ・コンテンツ用のプレースホルダとして機能するバーを含めるかどうかを定義することもできます。さらに、ページ・テンプレートには、リージョン位置の定義を含めることができます。これによって、HTML表またはスタイルシート定義を使用してリージョンの位置を正確に制御できます。ページ・テンプレート自体は、置換文字列と組み合されたHTMLで構成されます。これらの置換文字列は、実行時に、適切なコンポーネントに置換されます。

開発者は、リージョンを作成することによってページにコンテンツを追加します。リージョンはページの領域で、コンテンツのコンテナとして機能します。各リージョンには、HTML、レポート、フォーム、チャート、リスト、ブレッドクラム、PL/SQL、ツリー、URL、カレンダなどの様々なコンテンツが含まれます。他のリージョンとの相対位置によって(順序番号および列に基づいて)、またはページ・テンプレートに定義されたリージョン位置を使用して、リージョンを配置します。リージョンのスタイルは、リージョン・テンプレートによっても制御されます。ページ・テンプレートと同様に、リージョン・テンプレートは、リージョンを表示するページ上の領域の構造を定義します。リージョン・テンプレートは、リージョン・タイトルを表示するかどうか、およびメイン・コンテンツ(ボディ)に対するリージョン・タイトルの相対的な表示位置を定義します。リージョンでは、ボタンの絶対位置を定義することもできます。