作業領域のホームページについて

Oracle Application Expressへログインすると、作業領域のホームページが表示されます。作業領域は、複数のユーザーが同一のOracle Application Expressインストール内でプライベートなオブジェクト、データ、アプリケーションを維持したまま作業できる仮想プライベート・データベースです。

ログインしたユーザーの名前と作業領域名がページ左下に表示されます。次の3つの大きいアイコンがページの中央に表示されます。

• アプリケーション・ビルダー: アプリケーション・ビルダーを使用すると、表やプロシージャなどのデータベース・オブジェクトの外観としてHTMLインタフェース（またはアプリケーション）を構築できます。詳細は、「アプリケーション・ビルダーの概念」および「アプリケーション・ビルダーの使用」を参照してください。

• SQLワークショップ: SQLワークショップを使用すると、データベース・オブジェクトを表示および管理するためのツールにアクセスできます。「SQLワークショップ」をクリックして、次のデータベース・ツールにアクセスします。

  • オブジェクト・ブラウザ: データベース・オブジェクトの表示、作成、変更、参照および削除を行います。エラー・レポートを利用してパッケージ、プロシージャ、ファンクションおよびトリガーの編集とコンパイルを行うには、PL/SQLエディタを使用します。詳細は、Oracle Application Express SQLワークショップおよびユーティリティ・ガイドの「オブジェクト・ブラウザを使用したデータベース・オブジェクトの管理」を参照してください。

  • SQLコマンド: SQLコマンドおよび無名PL/SQL、スクリプトおよび保存された問合せを実行します。詳細は、Oracle Application Express SQLワークショップおよびユーティリティ・ガイドの「SQLコマンドの使用」を参照してください。

  • SQLスクリプト: スクリプト・ファイルを作成、編集、表示、実行および削除するには、SQLスクリプトを使用します。ローカル・ファイル・システムでのスクリプトのアップロードおよびダウンロードも可能です。詳細は、Oracle Application Express SQLワークショップおよびユーティリティ・ガイドの「SQLスクリプトの使用」を参照してください。

  • クエリー・ビルダー: クエリー・ビルダーのGUIを使用すると、SQLの知識がほとんどあるいはまったくなくても、データベース・オブジェクトの検索およびフィルタ適用、オブジェクトおよび列の選択、オブジェクト間の関係の作成、問合せ結果の書式の表示、問合せの保存を行うことができます。詳細は、Oracle Application Express SQLワークショップおよびユーティリティ・ガイドの「クエリー・ビルダーを使用した問合せの構築」を参照してください。

• ユーティリティ: データベースからのデータのロードおよびアンロード、DDLの生成、オブジェクト・レポートの表示、削除したデータベース・オブジェクトのリストア、およびデータベースの監視を行うには、ユーティリティを使用します。詳細は、Oracle Application Express SQLワークショップおよびユーティリティ・ガイドの「Oracle Application Expressユーティリティの使用」を参照してください。

管理について

作業領域のホームページの右側に「管理」リストが表示されます。アプリケーション開発環境を管理するには、次のリンクを使用します。

• アプリケーション管理ページへの「管理」リンク。管理タスクを実行するには、このページを使用します。詳細は、Oracle Application Express管理ガイドの「アプリケーション管理ページについて」を参照してください。

  • サービスの管理ページへの「サービスの管理」リンク。セッション・ステート、ログ・ファイルおよびアプリケーション・モデルを管理するには、このページを使用します。詳細は、Oracle Application Express管理ガイドの「サービスの管理ページについて」を参照してください。

  • 既存のユーザー・ページへのApplication Expressユーザーの管理のリンク。このページを使用して、既存のApplication Expressユーザーおよびユーザー・グループを管理します。詳細は、Oracle Application Express管理ガイドの「Application Expressユーザーの管理」および「グループを使用したApplication Expressユーザーの管理」を参照してください。

  • アクティビティの監視ページへの「アクティビティの監視」リンク。このページを使用して、ページ・ビューを監視してアプリケーションに対する変更を表示します。詳細は、Oracle Application Express管理ガイドの「作業領域内のアクティビティの監視」を参照してください。

• パスワードの変更ページへの「パスワードの変更」リンク。作業領域パスワードを変更するには、このページを使用します。詳細は、Oracle Application Express管理ガイドのパスワードのリセットに関する項を参照してください。

• Application Expressのバージョン情報ページへの「Application Expressのバージョン情報」リンク。このページを使用してApplication ExpressおよびOracle Database両方のバージョンと構成情報を表示します。詳細は、Oracle Application Express管理ガイドの「Application Express製品情報のページの表示」を参照してください。

移行について

「アプリケーションの移行」リンクを使用して、Microsoft Accessアプリケーションを移行し、Oracle Application Expressアプリケーションを生成します。Oracle Application Expressアプリケーション移行ガイドを参照してください。

作業領域スキーマについて

「作業領域スキーマ」リストは「管理」リストの下部に表示されます。この作業領域と関連付けられたデータベース・スキーマが表示され、アクセス可能になります。

リンクについて

作業領域のホームページの下側に「リンク」リストが表示されます。次のApplication Expressリソースにアクセスするには、このリストを使用します。

• Oracle Technology NetworkのOracle Application Expressセクションへの「Oracle Technology Network」リンク。Oracle Application Expressの使用に関する追加情報およびリソースにアクセスするには、このページを使用します。

• Oracle Application Expressディスカッション・フォーラムへの「ディスカッション・フォーラム」リンク。このページは検索のリソースとしても、質問を投稿したり他のユーザーからの質問に回答するリソースとしても使用します。

• HTMLベースのオンライン・ヘルプ・システムへの「ユーザーズ・ガイド」リンク。Oracle Application Expressのすべてのページの右上隅にある「ヘルプ」リンクをクリックしても、オンライン・ヘルプにアクセスできます。詳細は、「ステップのオンライン・ヘルプについて」を参照してください。