ホーム > クイック・スタート > Oracle Application Expressへのログイン > Oracle Application Express環境の構成
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Oracle Application Expressの設定方法は、ユーザー・ロールに応じて異なります。ホスティングされた開発環境にアクセスする開発者の場合、管理者によって作業領域へのアクセス権を付与される必要があります。Oracle Application Express管理者の場合は、次のステップを実行する必要があります。
Oracle Application Express管理サービスへのログイン。Oracle Application Express管理サービスは、Oracle Application Expressインスタンス全体を管理するための独立したアプリケーションです。ログインするには、インストール・プロセス中に作成または再設定したADMIN
アカウントおよびパスワードを使用します。
Webブラウザで、Oracle Application Express管理サービス・アプリケーションに移動します。デフォルトでは、Oracle Application Express管理サービス・アプリケーションは次の場所にインストールされます。
設定で埋込みPL/SQLゲートウェイを使用する場合は、次を参照してください。
http://hostname:port/apex/apex_admin
各要素の意味は次のとおりです。
hostname
は、Oracle XML DB HTTP Serverがインストールされているシステムの名前です。
port
は、Oracle XML DB HTTP Serverに割り当てられているポート番号です。デフォルトのインストールでは、この番号は8080です。Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの「Oracle XML DB HTTP Serverポートの検証」を参照してください。
apex
は、構成ファイルで定義されているデータベース・アクセス記述子(DAD)です。
設定でApacheおよびmod_plsql
を使用する場合は、次を参照してください。
http://hostname:port/pls/apex/apex_admin
各要素の意味は次のとおりです。
hostname
は、Oracle HTTP Serverがインストールされているシステムの名前です。
port
は、Oracle HTTP Serverに割り当てられているポート番号です。デフォルトのインストールでは、この番号は7777です。
pls
は、mod_plsql
カートリッジを使用するためのインジケータです。
apex
は、mod_plsql
構成ファイルで定義されているデータベース・アクセス記述子(DAD)です。
ログイン・ページでは、次のことができます。
「ユーザー名」にadmin
と入力します。
「パスワード」に、Oracle Application Expressのインストール時に指定したOracle Application Express管理者アカウントのパスワードを入力します。
「ログイン」をクリックします。
割当てモードの指定。Oracle Application Express管理サービスでは、作業領域の作成(または割当て)プロセスの仕組みを決定する必要があります。詳細は、Oracle Application Express管理ガイドの「作業領域の割当てについて」を参照してください。
作業領域の作成。作業領域は複数のユーザーがプライベートにオブジェクト、データ、アプリケーションを保持していても、同じOracle Application express内で作業できる仮想プライベート・データベースです。各作業領域には一意のIDおよび名前があります。Oracle Application Express管理者は手動で作業領域を作成することも、ユーザーにリクエストを送信させることもできます。詳細は、Oracle Application Express管理ガイドの「作業領域の作成」および「作業領域リクエストの管理」を参照してください。
作業領域へのログイン。Oracle Application Express管理サービスで作業領域を作成した後、Oracle Application Expressのログイン・ページに戻って、作業領域にログインします。詳細は、「開発者としてのOracle Application Expressへのログイン」を参照してください。