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認証スキームを最初から作成する方法について

認証スキームを最初から作成すると、認証インタフェースを完全に制御できます。これは、次のいずれかに該当する場合に最適な方法です。


参照:

Oracle Application Express APIリファレンスの「APEX_CUSTOM_AUTH」

セッション管理セキュリティについて

Oracle Application Expressは、カスタム認証を実行する際に、次の2つの不適切な状況が発生しないようにします。

Oracle Application Expressは、カスタム認証ファンクションによって設定されたユーザー・アイデンティティ・トークンが、アプリケーション・セッションが最初に作成された際に記録されたユーザー・アイデンティティと一致するかどうかを確認します。ユーザーがまだ認証されておらず、ユーザー・アイデンティティが認識されていない場合、アクセスをしているセッション・ステートは、他のユーザーに属していません。これらの確認によって、リクエスト内のセッションIDが使用可能かどうかが判断されます。セッションIDが使用不可能な場合、Application Expressエンジンは適切なセッションIDを使用して、同じページにリダイレクトします。

ログイン・ページの構築

Oracle Application Expressでアプリケーションを作成すると、ログイン・ページが作成されます。ページの別名は、LOGINです。このページは、認証スキームで無効なセッション・ページとして使用できます。このページは、Oracle Application ExpressのログインAPIをコールするプロセスを使用して、資格証明の検証およびセッションの登録を実行するように構成されています。

事前に構築されたモデル・ページを使用して、すべてのユーザー・インタフェースを調整し、要件に対してロジックを加工して、独自のログイン・ページを構築することもできます。

アプリケーションのログイン・ページを作成するには、次のステップを実行します。

  1. 「作業領域」ホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。

  2. アプリケーションを選択します。

  3. 「ページの作成」をクリックします。

  4. 「ログイン・ページ」を選択します。

  5. ログイン・ページ属性を指定して、「作成」をクリックします。

ディープ・リンクについて

ディープ・リンクは、コンテキスト外(たとえば、電子メールのハイパーリンクまたはワークフロー通知から)のOracle Application Expressページにリンクする機能を指します。コンテキスト外のページにリンクし、そのアプリケーションでユーザー認証が必要な場合、ログイン・ページが表示されます。資格証明の検証後、Application Expressエンジンは元のリンクで参照されていたページを自動的に表示します。ディープ・リンクは、認証スキームを使用するアプリケーションに対してサポートされます。