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ブランチは、指定したページが送信された後の特定のページ、プロシージャまたはURLへのリンクに対する指示です。たとえば、ページ1の送信後、ページ1からページ2にブランチできます。
ブランチの作成ウィザードを実行し、ブランチ・ポイントおよびブランチ・タイプを指定すると、ブランチを作成できます。
ブランチを作成するには、次のステップを実行します。
該当するページ定義にナビゲートします。「ページ定義へのアクセス」を参照してください。
「ページ・プロセス」列の「ブランチ」で、「作成」アイコンをクリックします。
「ポイントおよびタイプ」では、ブランチ・ポイントを選択します。
送信時: 計算の前: 計算、検証またはプロセスの前に実行されます。このオプションは、「取消」ボタンに使用します。
送信時: 検証の前: 計算の後、検証またはプロセスの前に実行されます。通常は使用しません。検証が失敗すると、ページ・プロセスは停止し、ロールバックが実行され、ページにエラーが表示されます。このデフォルト動作のために、ブランチを作成して検証を提供する必要がありません。ただし、計算の結果に応じてブランチする必要がある場合があります(たとえば、前のブランチ・ポイントに戻る場合)。
送信時: プロセスの前: 計算および検証の後、プロセスの前に実行されます。このオプションを使用すると、検証されたセッション・ステートに基づいて、ページ・プロセスの実行前にブランチされます。
送信時: プロセスの後: 計算、検証およびプロセスの後に実行されます。このオプションを使用すると、計算、検証およびプロセスの実行後にURLまたはページにブランチされます。このオプションを使用する際、任意のブランチ・ポイントに複数のブランチが存在する場合は、ブランチを順序付ける必要があります。
ロード時: ヘッダーの前: ページのレンダリング前に実行されます。このオプションを使用すると、カレント・ページではなく別のページが表示されるか、またはユーザーが別のURLまたはプロシージャにリダイレクトされます。
ブランチ・タイプを選択し、「次へ」をクリックします。
「ターゲット」では、ターゲット位置を指定します。ページに表示される情報は、選択したブランチ・タイプによって異なります。
ターゲット位置がURLの場合、次を指定します。
ターゲットは: 「URL」を選択します。
URLターゲット: URLを入力します。次に例を示します。
http://www.yahoo.com
ターゲット位置がページの場合、次を指定します。
ターゲットは: 「このアプリケーションのページ」を選択します。
ページ: ターゲット・ページ番号を指定します。
「このページのページ区切りをリセット)」を選択することもできます。このオプションを選択すると、ユーザーの問合せに合うデータの最初のセットにページが戻されます。
「プロセスの成功メッセージを含める)」を選択することもできます。このオプションを選択すると、ユーザーがページを送信してブランチが他のページに移動する場合にメッセージが表示されます。メッセージの表示はページの送信の一部であり次のページの表示の一部ではないので、このオプションを選択しない場合はメッセージは表示されません。
リクエスト: 使用するリクエストを指定します。
キャッシュのクリア: キャッシュをクリアするページ番号を指定します。複数のエントリをカンマで区切ります。
セッション・ステートを設定するには(リストされたアイテムに値を与えます)、次のステップを実行します。
「次のアイテムを設定」で、セッション・ステートを設定するアイテム名をカンマで区切って入力します。
次の値を使用: 指定したアイテムの値をカンマで区切って入力します。
静的な値または置換構文(&APP_ITEM_Name.
など)を指定できます。URLのf?p=
に渡されるアイテム値にはコロン(:)を使用しないでください。また、バックスラッシュでアイテム値全体を囲んだ場合(¥1234,56¥
など)を除いて、カンマも使用しないでください。
リダイレクトを実行する前にキャッシュをクリアしてセッション・ステートを保存するには、「ブランチ処理の前にステートを保存」を選択します。「ブランチ処理の前のステートの保存について」を参照してください。
「次へ」をクリックします。
画面に表示されるステップに従います。
送信するコンポーネントを含むページでのブランチの作成
送信するコンポーネント(「実行」ボタンまたは「送信機能付き選択リスト」など)を含むページがある場合、そのページにリンクして戻るブランチを作成する必要があることに注意してください。たとえば、選択リストおよび送信ボタンを含むページがあるとします。処理が適切に行われるように、そのページにリンクして戻るブランチをそのページに作成する必要があります。
ブランチ処理の前のステートの保存について
ブランチがURLにリダイレクトするかURLを戻し、結果のf?p
URLにクリア・キャッシュ・ディレクティブまたはアイテムの名前と値を渡す場合は、「ブランチ処理の前にステートを保存」の選択を検討します。デフォルトでは、ブランチ処理の後でこの情報が渡されて、渡された情報がURLに表示されます。
「ブランチ処理の前にステートを保存」を選択すると、ブランチをリダイレクトする前に、機密の可能性がある情報がセッション・ステートに設定されます。このオプションを使用すると、URLが改ざんされにくくなり、アイテム名、値、プログラム・ロジックの表示を減らすことで、アプリケーションのセキュリティが向上します。
「ブランチ処理の前にステートを保存」を選択した場合は、リダイレクトされたURLに、クリア・キャッシュまたはアイテムの名前と値が含まれなくなることに注意してください。この情報は、デバッグ・モードでアプリケーションを実行すると確認できます。「デバッグ・モードへのアクセス」を参照してください。