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翻訳可能なコンポーネントについて

Application Builderでアプリケーションを作成する際、フィールド・ラベル、リージョン・ヘッダー、ページ・ヘッダー・テキストなど、多数の宣言的な属性を定義します。このセクションで説明するステップを使用して、アプリケーション内のすべてのアプリケーション定義属性を翻訳可能にできます。

メッセージの翻訳をサポートするショートカットについて

Application Builderには、翻訳可能なメッセージを参照できる2つのタイプのショートカットがあります。

メッセージについて

アプリケーションにPL/SQLリージョンまたはPL/SQLプロセスが含まれている場合には、生成されるHTMLまたはテキストを翻訳する必要がある場合があります。また、Oracle Application Expressが翻訳されている10の言語以外の言語をアプリケーションで使用する場合、レポートで使用されているメッセージの翻訳が必要な場合もあります。

テキスト文字列の動的翻訳について

動的翻訳は、実行時に翻訳する必要があるデータベース・データに使用されます。たとえば、動的翻訳を使用して、データベース問合せに基づくLOVを翻訳する場合があります。動的翻訳は、翻訳元の言語文字列、言語コードおよび翻訳先の文字列で構成されています。また、APEX_LANG.LANG APIを使用して、動的翻訳をプログラム的に取得できます。

リージョン・タイトルの翻訳について

デフォルトでは、ページ・リージョン・タイトルは、生成された翻訳ファイルに含まれます。ただし、リージョン・タイトルは、翻訳不可と指定できます。

リージョン・タイトルを翻訳不可と指定するには、次のステップを実行します。

  1. 「ページ定義」にナビゲートします。「ページ定義へのアクセス」を参照してください。

  2. ページ定義で、リージョン・タイトルをクリックします。

    リージョンの編集ページが表示されます。

  3. 「タイトルを翻訳から除外」チェック・ボックスを選択します。

翻訳テンプレートについて

デフォルトでは、テンプレートは翻訳可能ではないため、生成された翻訳ファイルには含まれません。通常、テンプレートには翻訳可能なテキストを含めません。ただし、テンプレートを翻訳可能として指定する必要がある場合は、ページ・テンプレートの編集ページで、「翻訳可能」チェック・ボックスを選択します。

テンプレートを翻訳可能として指定するには、次のステップを実行します。

  1. 「作業領域」ホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。

  2. アプリケーションを選択します。

  3. アプリケーションのホームページで、「共有コンポーネント」をクリックします。

  4. 「ユーザー・インタフェース」で、「テンプレート」を選択します。

    テンプレート・ページが表示されます。

  5. 編集するテンプレートを検索して、テンプレート名を選択します。

  6. 「名前」の下で「翻訳可能」を選択します。

静的置換文字列を使用して翻訳可能なテキストを定義することで、翻訳可能なテキストをアプリケーション・レベルで含めることができます。アプリケーション・レベル属性は翻訳されるため、静的置換文字列として定義された任意のテキストは、生成された翻訳ファイルに含まれます。