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考慮するデプロイ・オプション

アプリケーション・ビルダーでアプリケーションを開発する場合は、特定の作業領域内でアプリケーションを作成します。各作業領域には、一意のIDと名前があります。通常は、開発インスタンスでアプリケーションを作成し、本番インスタンスにアプリケーションをデプロイします。

デプロイ・プロセスでは、アプリケーションID、作業領域、データベースまたはOracle HTTP Serverに既存のものを使用するか、新規に作成するかを、それぞれに判断する必要があります。考慮するデプロイ・オプションには、次のものがあります。

  1. Application Expresエンド・ユーザーの作成: アプリケーションをデプロイする最も簡単な方法は、Application Expressのエンド・ユーザーを作成し、そのユーザーにURLおよびログイン情報を送信することです。この方法は、少数で寛容なユーザーを持つアプリケーションに有効です。「アプリケーションURLの公開について」およびOracle Application Express管理ガイドの「Application Expressのユーザー管理」を参照してください。

  2. 同一作業領域および同一スキーマの使用: アプリケーションをエクスポートしてからインポートし、別のアプリケーションIDを使用してインストールします。この方法は、基礎になるオブジェクトに対する変更は少ないが、アプリケーションの機能に対して頻繁に変更がある場合に有効です。

  3. 別の作業領域および同じスキーマの使用: アプリケーションをエクスポートしてから別の作業領域にインポートします。この方法は、開発者によって本番アプリケーションが変更されないようにするために有効です。

  4. 別の作業領域および別のスキーマの使用: アプリケーションをエクスポートしてから別の作業領域にインポートし、異なるスキーマを使用するためにアプリケーションをインストールします。この新しいスキーマには、アプリケーションに必要なデータベース・オブジェクトが含まれている必要があります。「データベース・オブジェクトの依存性レポートについて」を参照してください。

  5. すべてのバリエーションによる別のデータベースの使用: アプリケーションをエクスポートしてから別のOracle Application Expressインスタンスにインポートし、異なるスキーマおよびデータベースを使用してインストールします。