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SQLトレースの有効化およびTKPROFの使用

セッションをトレースすると、アプリケーションを効率的にデバッグできます。データベースの観点では、各ページ・リクエストが単一のデータベース・セッションとみなされます。SQLトレースを有効にすると、Oracle Application Expressによって一時ファイルが作成されます。このファイルは、TKPROFユーティリティを使用して解析できます。

Oracle Application ExpressでSQLトレースを有効にするには、f?p構文を使用して引数p_trace=YESを設定します。たとえば、アプリケーション100の1ページ目の表示をトレースするには、次の構文を使用します。

http:/.../f?p=100:1&p_trace=YES

TKPROFユーティリティを使用するには、次の操作を実行します。

  1. 権限を付与されたユーザーとしてSQL*Plusにログインします。

  2. 次の文を実行します。

    show parameter USER_DUMP_DEST
    
  3. トレース・ファイルが作成されたディレクトリにナビゲートします。

  4. 次の構文を使用して、オペレーティング・システムのプロンプトでTKPROFユーティリティを実行します。

    tkprof filename1 filename2 [waits=yes|no] [sort=option] [print=n]
        [aggregate=yes|no] [insert=filename3] [sys=yes|no] [table=schema.table]
        [explain=user/password] [record=filename4] [width=n]
    

    必要な引数は、入力ファイルと出力ファイルのみです。

  5. オンライン・ヘルプを表示するには、引数なしでTKPROFを起動します。


参照:

TKPROFプログラムの使用の詳細は、Oracle Databaseパフォーマンス・チューニング・ガイドのアプリケーション追跡ツールの使用に関するセクションを参照してください。