ホーム > アプリケーション・ページの操作 > アプリケーション・プロセスの理解 > オンデマンド・アプリケーション・プロセスについて
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特殊なタイプのアプリケーション・プロセスとして、オンデマンド・プロセスがあります。オンデマンド・アプリケーション・プロセスは、「オンデマンド」というプロセス・ポイントを持ち、ページ・レベルのオンデマンド・プロセスからコールされると実行されます。オンデマンド・プロセスは、複数のページにわたって様々な実行ポイントから実行するPL/SQLロジックがある場合に有効です。
次の構文を使用すると、ページ・リクエストでオンデマンド・プロセスを実行できます。
f?p=application_id:page_id:session:APPLICATION_PROCESS=process_id
各要素の意味は次のとおりです。
application_id
は、アプリケーションIDまたは英数字の別名です。
page_id
は、ページ番号または英数字の別名です。
session
は、セッションIDです。
APPLICATION_PROCESS=process_id
は、キーワードAPPLICATION_PROCESS=
の後に、「オンデマンド」のプロセス・ポイントを持つアプリケーション・レベル・プロセスのプロセスIDまたは英数字の名前が続いたものです。
この構文を使用すると、Application Expressエンジンでリクエストが認識され、次のルールを使用して処理されます。
URL内のページ番号は、任意のページ番号または別名にできます。このタイプのリクエストでは特定のページにアクセスすることはないため、ページ番号または別名は構文プレースホルダとしてのみ必要です。
プロセス認可スキーム、アプリケーションの認可スキームおよびプロセス条件がサポートされます。
URLでセッション・ステート(アイテムの名前および値)を設定することはできますが、「キャッシュのクリア」オプションは無視されます。
認証、認可、またはプロセス条件が失敗してもエラー・メッセージや失敗に対するその他のインジケータは表示されず、多くの場合、空白ページが表示されます。
プロセスを名前で指定すると、指定した(大/小文字が区別される)名前を持つ最初のプロセスが検出されます。