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データベース・リンクを使用したデータへのアクセス

作業領域のホームページはOracle Database上で実行されるため、ユーザーは、Oracleのすべての分散データベース機能を使用できます。通常、分散データベース操作は、データベース・リンクを使用して実行します。

データベース・リンクは1つのデータベースのスキーマ・オブジェクトであり、これを使用すると、別のデータベース上のオブジェクトにアクセスできます。データベース・リンクを作成すると、表名またはビュー名に@dblinkを追加することによって、リモート・オブジェクトにアクセスできます。この場合のdblinkは、データベース・オブジェクトの作成ウィザードで指定するデータベース・リンク名です。


注意:

デフォルトでは、CREATE DATABASE LINKシステム権限は、割り当てられた作業領域またはデータベース・ユーザーに付与されません。この機能を使用するには、DBAまたは管理者が、この特定の権限をユーザーの作業領域のデータベース・ユーザーに付与する必要があります。Oracle Database管理者ガイドの「データベース・リンクの作成」を参照してください。

データベース・リンクを作成するには、次のステップを実行します。

  1. 作業領域ホームページで、「SQLワークショップ」をクリックして、「オブジェクト・ブラウザ」をクリックします。

    オブジェクト・ブラウザが表示されます。

  2. 「作成」をクリックします。

  3. 「データベース・リンク」を選択して、「次へ」をクリックします。

  4. 画面に表示されるステップに従います。

    データベース・リンク名は、Oracleのネーミング規則に従う必要があり、空白を含めたり、数字やアンダースコアから開始することはできません。

既存のデータベース・リンクを表示するには、次のステップを実行します。

  1. 作業領域ホームページで、「SQLワークショップ」をクリックして、「オブジェクト・ブラウザ」をクリックします。

    オブジェクト・ブラウザが表示されます。

  2. ページ上部のオブジェクト・タイプ「データベース・リンク」を選択します。


参照:

Oracle Application Express SQLワークショップおよびユーティリティ・ガイドの「オブジェクト・ブラウザを使用したデータベース・オブジェクトの管理」およびOracle Database管理者ガイドの「データベース・リンク」