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APEX_ACTIVITY_LOGを使用したカスタム・アクティビティ・レポートの作成

APEX_ACTIVITY_LOGビューには、開発者アクティビティ、アプリケーション実行時アクティビティなど、作業領域のすべてのアクティビティが記録されます。APEX_ACTIVITY_LOG使用して、現在の作業領域に関するすべてのアクティビティの問合せを表示できます。たとえば、このビューを使用して、リアルタイムのパフォーマンス分析を提供する特定のアプリケーション内の監視レポートを開発できます。

表「APEX_ACTIVITY_LOGの列」は、APEX_ACTIVITY_LOGビューの列について説明しています。

APEX_ACTIVITY_LOGの列

タイプ 説明

time_stamp

DATE

アクティビティがページ・ビューの末尾に記録された日時

component_type

VARCHAR2(255)

今後の使用のための予約

component_type

VARCHAR2(255)

今後の使用のための予約

component_attribute

VARCHAR2(4000)

ページのタイトル

information

VARCHAR2(4000)

今後の使用のための予約

elap

NUMBER

ページ・ビューの経過時間(秒)。

num_rows

NUMBER

ページ上で処理された行数

userid

VARCHAR2(255)

ページ・ビューを実行しているユーザーのID

ip_address

VARCHAR2(4000)

クライアントのIPアドレス

user_agent

VARCHAR2(4000)

クライアントのWebブラウザ・ユーザー・エージェント

flow_id

NUMBER

アプリケーションID

step_id

NUMBER

ページ番号。

session_id

NUMBER

Oracle Application Expressセッション識別子。

sqlerrm

VARCHAR2(4000)

SQLエラー・メッセージ

sqlerrm_component_type

VARCHAR2(255)

今後の使用のための予約

sqlerrm_component_name

VARCHAR2(255)

今後の使用のための予約


アクティビティ・ログの領域を節約するため、一意のセッションそれぞれの最初のログ・エントリにのみIPアドレスとWebブラウザ・ユーザー・エージェントが含まれます。

次に、アプリケーション9529に関する過去24時間のページ・ビュー合計数および平均ページ・ビュー時間がユーザーID別に表示されるレポートを作成する方法の例を示します。

SELECT COUNT(*), AVG(elap), userid
    FROM APEX_ACTIVITY_LOG
 WHERE time_stamp > (SYSDATE-1)
   AND flow_id = 9529
GROUP BY userid

Oracle Application Expressインスタンスでのアクティビティのロギングは2つの異なるログ表を順番に使用することに注意してください。このため、ロギング情報はログのうち古い方の使用可能なエントリのみとなります。アプリケーションの特定のログ情報を常に保持する場合は、所有するアプリケーション表に両方のログ情報をコピーするか、アプリケーションに直接ロギングを実装する必要があります。


参照:

定義の編集ページで、有効なロギングの情報に関する「名前」を参照してください。