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Oracle Application Expressにより、単一のOracleデータベースを共有のワークグループ・データベース・サービスにすることが可能になります。追加のソフトウェアをインストールすることなく、複数のユーザーがWebブラウザを使用してデータベースにアクセスできます。
アプリケーションを開発する領域は作業領域と呼ばれます。作業領域は、オブジェクト、データ、およびアプリケーションをプライベートに保持しながら、同一のOracle Application Expressのインストール内で複数のユーザーが作業可能な仮想プライベート・データベースです。
通常の開発環境では、共有するすべての開発者に対して1つの作業領域を作成します。ただし、特定の開発者またはプロジェクトに対して専用の作業領域を作成することもできます。専用の作業領域を作成することによって作業領域オブジェクトへのアクセスを作業領域に関連するユーザーのみに制限します。
次の図はユーザーと開発者、作業領域、およびデータベース・スキーマ間の関係を示します。
作業領域を作成する場合、作業領域を新規または既存のスキーマに関連付けます。schemaは表やビュー、ストアド・プロシージャなどのデータベース・オブジェクトの論理的なコンテナです。単一のスキーマを複数の作業領域と関連付けることができます。