ホーム > アプリケーションの構築 > 初期アプリケーションの作成
前へ |
次へ |
この最初の演習では、初期アプリケーションの作成をガイドします。アプリケーションの作成ウィザードを使用して、2つのページを作成し、基本的なアプリケーションの機能も指定します。
次の手順で、初期アプリケーションを作成します。
Oracle Application Expressにログインします。
手順は、「ホスティングされたデモ環境へのログイン」または「ローカル・インスタンスへのログイン」を参照してください。
作業領域のホームページで、「アプリケーション・ビルダー」をクリックします。
「作成」ボタンをクリックします。
ウィザード内の各ページにウィザードのタイトルが表示されることに注意してください(たとえば、「アプリケーションの作成」など)。また各ウィザードのページ左に手順を表す一連のブロックが表示されます。ハイライトされたブロックは実行中のステップを表します。
わかりやすいように、これらの演習の各ステップはブロック・ラベルで開始します。たとえば、アプリケーションの作成ウィザードの最初のステップではMethodがハイライトされています。次のステップはFor Methodから開始することがわかります。
「メソッド」では、デフォルトの「アプリケーションの作成」を受け入れて「次へ」をクリックします。
「名前」で、次のステップを実行します。
名前: AnyCo Corp
と入力します。
アプリケーション: デフォルトIDを受け入れます。この作業領域で作成する各アプリケーションに対しシステムから一意のIDが提供されます。
アプリケーションの作成: デフォルトの「最初から」を受け入れます。
スキーマ: このチュートリアルのオブジェクトに使用されているスキーマを選択します(2日+など)。
「次へ」をクリックします。
次に、アプリケーションにページを追加します。
「ページ」では「ページの追加」セクションで次を指定します。
ページ・タイプの選択: デフォルトの「空白」を受け入れます。
ヒント: 各オプションの説明情報がページの右側に表示されます。このページ・レベルのヘルプはアプリケーション全体で表示されます。 |
ページ名: Home
と入力します。
「ページの追加」をクリックします。
ホームページが上部に表示されます。また、「ページの追加」領域が表示されて初期アプリケーションへのページの追加を続行できることを確認してください。
次に、OEHR_DEPARTMENTS
表にレポート・ページを追加します。
「ページの追加」セクションでは、次の指定を行います。
ページ・タイプの選択: 「レポート」を選択します。
ページに従属: ホーム(1)を選択します。
これにより、アプリケーション内でのページ間の階層が設定されます。
ページ・ソース: デフォルトの Tableを受け入れます。
表名: 「OEHR_DEPARTMENTS」を選択します。
リストにはアプリケーションと関連付けられたスキーマのすべての表およびビューが表示されます。
実装: 「クラシック」を選択します。
分析ページを含む: 空白のまま
選択した場合は、このページに追加できる追加のサマリー・レポートおよびチャートの詳細を要求されます。
「ページの追加」をクリックします。
「アプリケーションの作成」セクションにリストされたページは、アプリケーションのページの階層に反映されます。
次に、デフォルトのページ名、「OEHR_DEPARTMENTS」、を「部門」に変更します。
「OEHR_DEPARTMENTS」リンクをクリックします。
「ページ定義」で、「ページ名」をDepartments
に変更します。
「変更の適用」をクリックします。
「アプリケーションの作成」セクションで、「次へ」をクリックします。
初期ページを追加した後にアプリケーション・レベルの設定を定義します。
「タブ」では「タブなし」を選択して「次へ」をクリックします。
「共有コンポーネント」では、デフォルトの「いいえ」を受け入れ、「次へ」をクリックします。
「属性」では、すべてのデフォルトを受け入れて「次へ」をクリックします。
Application Expressが「認証スキーム」のデフォルトであることに注意してください。「認証スキーム」オプションによりApplication Express認証または他のタイプの認証を使用してユーザーのアプリケーションへのアクセスを制御できます。
「ユーザー・インタフェース」では、「テーマ18」を選択して「次へ」をクリックします。
「確認」で情報を確認し「作成」をクリックします。
作成した「ホーム」および部門の2つのページは、デフォルトではアイコンとして表示されます。
注意: アイコンのかわりにリストでページを表示するには、「ビュー」リストから「詳細」を選択して、「実行」をクリックします。ビュー設定はセッションからセッションへ保持されます。これらの手順はデフォルトの設定を使用するため、続行する前に「アイコン」ビューに切り替えてください。 |
Oracle Application Expressでは、アプリケーションに自動的にログイン・ページが追加されます。
これで、Oracle Application Expressを使用した最初のアプリケーションが作成されました。次に、アプリケーションをプレビューして、エンド・ユーザーに表示される状態でアプリケーションを確認します。
アプリケーションを実行してプレビューします。アプリケーションを実行するとエンド・ユーザーに表示されるとおりにレンダリングされたアプリケーションが表示されます。
ページを作成するときは、ページを個別に実行するか、すべてのアプリケーションを実行することによって、ページを表示できます。ページまたはアプリケーションを実行するときに、Application Expressエンジンにより、データベースに格納されているデータに基づいて表示可能なHTMLに動的にレンダリングされます。
アプリケーションを実行するには、「アプリケーションの実行」アイコンをクリックします。
アプリケーションをプレビューするには、次のステップを実行します。
アプリケーションのホームページで、「アプリケーションの実行」をクリックします。
ログイン・ページで、作業領域のユーザー名とパスワードを入力します。
ユーザーはアプリケーション作成時にApplication Express認証を選択しているので、Application Expressログイン資格証明を使用してアプリケーションを実行できます。詳細は、Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの認証によるユーザー・アイデンティティの証明に関する項を参照してください。
部門のページへのリンクは階層を設定したため、ホームページに表示されます。
また、ページの下部に「開発者」ツールバーが表示されます。開発者環境内でアプリケーションを実行するとこれらのリンクが表示されます。「開発者」ツールバーを使用すると、カレント・ページの編集、ページ、リージョンまたはページ・コントロールの作成、セッション・ステートの表示、デバッグ・モードの切替えを簡単に行うことができます。
アプリケーションのプレビューを続ける場合は、ホームページの部門のリンクをクリックしてください。
部門のページが表示されます。
Oracle Application Expressには、特定のタスクをすばやく実行できるいくつかの機能が含まれています。
ブレッドクラム: ページの階層およびパスが表示されます。ブレッドクラムをクリックすると前のページに戻ります。
ソート: 列ヘッダーをクリックしてデータをソートします。
検索: データを入力して表内のレコードを検索します。検索では大/小文字の区別はされません。
表示: ページで表示するレコードの数を選択します。
スプレッドシート: リンクをクリックしてデータをCSVファイルに保存します。
次へ」および「戻る: リンクをクリックして1つのレコードのセットから他のセットに簡単に移動します。
「行」リスト: ページに表示するレコードを選択します。