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問合せ条件の指定

条件を使用すると、操作するデータにフィルタを適用し、識別することができます。オブジェクト内の列を選択するときに、「条件」タブで条件を指定できます。これらの属性を使用して、列の別名の変更や、列条件の適用、列のソート、ファンクションの適用を行うことができます。

問合せ条件を指定するには、次のステップを実行します。

  1. 作業領域のホームページで「SQLワークショップ」「クエリー・ビルダー」の順にクリックします。

    クエリー・ビルダーが表示されます。

  2. 「オブジェクト選択」ペインで、オブジェクトを選択します。

    選択したオブジェクトが「設計」ペインに表示されます。

  3. 列名の左のボックスをクリックして、問合せに含める列を選択します。

    列を選択すると、問合せにその列を含めることになります。各列を選択すると、「条件」ビューに別個の行として表示されます。表「「条件」タブ」に、「条件」タブで使用可能な属性を示します。

    「条件」タブ

    条件属性 説明

    上矢印および下矢印

    問合せの結果に表示される列の順序を制御します。矢印ボタンをクリックして、列を上下に移動します。

    参照: 「問合せ結果の表示」

    列名を表示します。

    別名

    列の別名(オプション)を指定します。別名は列の代替名です。別名は、列名をより説明的にする場合や、列名を短縮する場合、あいまいな参照を回避する場合に使用されます。

    条件

    列の条件を指定します。

    入力した条件により、問合せのWHERE句が変更されます。列条件を指定するときは、適切な演算子およびオペランドを含める必要があります。次に例を示します。

    >=10
    ='VA'
    IN (SELECT dept_no FROM dept)
    BETWEEN SYSDATE AND SYSDATE + 15
     
    

    ソート・タイプ

    ソート・タイプを選択します。オプションは次のとおりです。

    • 昇順(Asc

    • 降順(Desc

    ソート順序

    番号(1、2、3・・・)を入力して、選択した列が表示される順序を指定します。

    表示

    列を問合せ結果に含めるには、このチェック・ボックスを選択します。フィルタ目的のためにのみ、列を問合せに追加する場合は、「表示」を選択する必要はありません。

    たとえば、次の問合せを作成するとします。

    SELECT ename FROM emp WHERE deptno = 10

    この問合せをクエリー・ビルダーで作成するには、次のステップを実行します。

    1. 「オブジェクト」リストから、EMPを選択します。

    2. 「設計」ペインで、enameおよびdeptnoを選択します。

    3. deptno列に対して、「条件」で=10 と入力し、「表示」チェック・ボックスを選択解除します。

    ファンクション

    引数ファンクションを選択します。使用可能なファンクションは次のとおりです。

    • NUMBER列: COUNTCOUNT DISTINCTAVGMAXIMUMMINIMUMSUM

    • VARCHAR2、CHAR列: COUNTCOUNT DISTINCTINITCAPLENGTHLOWERLTRIMRTRIMTRIMUPPER

    • DATE、TIMESTAMP列: COUNTCOUNT DISTINCT

    グループ化

    集計関数の使用時にグループ化に使用する列を指定します。出力に含まれる列にのみ適用できます。

    削除

    問合せから列を排除して、選択解除します。


    列を選択し条件を定義すると、クエリー・ビルダーによってSQLが書き込まれます。

  4. 基礎となるSQLを表示するには、「SQL」タブをクリックします。