ホーム > Oracle Formsの生成機能および代替方法 > Oracle Formsモジュール > 生成済アプリケーションについて
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プロジェクトから生成されたOracle Application Expressアプリケーションは、すぐに使用できる標準アプリケーションの機能に準拠します。このような生成済アプリケーションには、JavaScriptまたは高度なJavaScriptおよびAJAX(Advanced JavaScript and XML)などの非標準の機能は含まれませんが、ユーザーとの対話を強化するためにJavaScriptおよびAJAXのような機能を含めるようにOracle Application Expressフレームワークを簡単に拡張することができます。ただし、このような機能強化は、生成後に手動で実装する必要があります。
レコードの挿入、更新または削除のための生成済フォームには、既存のレコードをロードするための自動行フェッチ処理と、Oracle Databaseの表に対する変更をコミットするための行の自動処理が含まれます。Formsには、必須列に対する生成済の検証、および数値または日付の列タイプも含まれます。
生成プロセスでは、Oracle表の主キーは、更新不可で、データベース・トリガーを使用してメンテナンスされ、最大2つのパートがあるとみなされます。
主キーが更新可能である場合は、生成済アプリケーションを生成後に変更する必要があります。主キーのアイテム属性を変更する必要があります。デフォルトでは、このような属性は生成されますが、非表示および保護として表示されます。レコードの挿入時に、主キーを自動的にフェッチするようにデータベース・トリガーが定義されていない場合は、レコードを挿入しようとするとアプリケーションが失敗します。このエラーを回避するには、データベース・トリガーを定義するか、または生成済アプリケーションを変更して、レコードが処理される前に主キー値を移入します。アプリケーションの主キー値を移入するには、アイテムのデフォルトを使用するか、計算を作成するか、またはプロセスを作成します。計算またはプロセスを作成する場合は、レコードの挿入時にのみ実行されるように(主キーのアイテムがNULL
の場合など)条件を含めることが重要です。
Oracle Application Expressでは、複数の部分キーのカスケード(子のキーが、親の主キーとして定義されており、その親キー内に各子のカウンタが含まれている)はサポートされていません。この場合は、主キーを移入する適切な方法で子表に個別の主キーを定義する必要があります。