ホーム > Microsoft Accessアプリケーションの移行 > ステップ 5: 取得したオブジェクトの確認 > 取得したレポートの確認
前へ |
次へ |
次に、Microsoft Accessのエクスポートから取得したレポートを確認します。「アプリケーションの移行」では、無効なレポートを識別し、レポートのソース・タイプおよびソース名などの追加情報をリストします。
レポートの更新後、移行に含めるレポートを選択します。レポートを含めるには、レポートのソースが有効なステータスである必要があります。
取得したレポートを確認するには、次のステップを実行します。
プロジェクト・ページから、「レポート」をクリックします。
レポート・ページが表示され、移行の準備ができたオブジェクトのステータスが表示されます。
各Microsoft Accessのレポートで、使用可能ならば、レポート・ページに次の情報が表示されます。
ソース・タイプ
表
問合せ: Microsoft Accessの問合せから移行したOracleビュー。
SQL問合せ: Microsoft Accessのフォームが基となるオリジナルのMicrosoft Access SQL問合せ。この問合せはOracle Migration Workbenchでは解析されないことに注意してください。そのため、この問合せを有効なOracle SQL構文に編集する必要があります。
なし: レポートには基礎となるソース・タイプがありません。
ソース名
レポートのステータス: 有効または無効。レポートのソースは移行を選択後、ステータスが有効である必要があります。
レポートのステータスは、ソース・オブジェクトの基となるステータスおよび移行でソース・オブジェクトに含まれるものの2つの要素に基づいています。特に、次のいずれかの状況である場合、レポートのステータスは有効になります。
ソース・タイプのオブジェクト(表、問合せまたはSQL問合せ)が有効で、移行に含まれている場合。チェック・ボックスは有効となり、選択できます。
ソース・タイプのオブジェクトのステータスは有効だが、ソース・オブジェクトが移行に含まれていない場合。チェック・ボックスは無効です。
次のどちらかの状況である場合、レポートのステータスは無効になります。
ソース・タイプがリストされない場合。チェック・ボックスは無効です。
ソース・タイプのオブジェクト(表、問合せまたはSQL問合せ)が無効の場合。チェック・ボックスは無効です。
すべての無効なSQL問合せのコンパイルを試行するバルク・プロセスを実行するには、「無効なSQL問合せのコンパイルを試行」をクリックします。
このオプションを使用すると、無効なステータスを表示する一部のSQL問合せを検証できます。Microsoft AccessのフォームからのSQL問合せはOracle Migration Workbenchにロードされないので、解析されないことに注意してください。
SQL問合せを編集するには、次のステップを実行します。
レポート・ページで、編集する「SQL問合せ」リンクをクリックします。
「検証」をクリックして、SQL問合せの無効な部分を検索します。
「編集」をクリックします。
問合せを更新して検証します。
問合せの検証後に、「プロジェクト名」ブレッドクラムをクリックします。
検証済の問合せを含めるには、プロジェクト・ページの「レポート」をクリックしてレポート・ページに移動します。左列にある新たに検証済となったSQL問合せを選択して、「変更の適用」クリックします。
問合せを編集するには、次のステップを実行します。
レポート・ページで、編集するレポートの「問合せ」をクリックします。
「コンパイル」をクリックして、問合せの無効な部分を検索します。
「Access問合せ」をクリックして、最初の問合せを確認して、変換した問合せと比較します。
「編集」をクリックします。
問合せを更新して、再コンパイルします。
検証後に、「問合せ」ブレッドクラムをクリックします。
検証済の問合せを含めるには、問合せページの左列で選択して、「変更の適用」をクリックします。
レポートの詳細を確認するには、「Accessレポート」列にあるリンクをクリックします。
レポートを移行に含めるには、左列でレポートを選択します。
「変更の適用」をクリックして、選択項目を保存します。