ホーム > APEX_UTIL > SET_SESSION_MAX_IDLE_SECONDSプロシージャ
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カレント・セッションに対するカレント・アプリケーションの「最大セッション・アイドル時間」の値を設定して、対応するアプリケーション属性を上書きします。これによって、開発者は、ユーザーの認証後に決定された条件に基づいてページ・リクエスト間で許容される最大アイドル時間を動的に短縮または延長できます。
注意: このプロシージャを機能させるには、アプリケーションの「最大セッション・アイドル時間」属性がアプリケーション定義で0(ゼロ)以外の値に設定されている必要があります。開発者がこの属性を設定しなかった場合、このプロシージャは機能しません。 |
構文
APEX_UTIL.SET_SESSION_MAX_IDLE_SECONDS ( p_seconds IN NUMEBER, p_scope IN VARCHAR2 DEFAULT 'SESSION');
パラメータ
表「SET_SESSION_MAX_IDLE_SECONDSパラメータ」に、SET_SESSION_MAX_IDLE_SECONDS
プロシージャで使用可能なパラメータを示します。
SET_SESSION_MAX_IDLE_SECONDSパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
ページ・リクエスト間で許容される秒数を示す正の整数。 |
|
'SESSION'にデフォルト設定されます。また、'APPLICATION'に設定される場合もあります。'SESSION'の場合は、このセッションを使用しているすべてのアプリケーションにこのアイドル時間が適用されます。'APPLICATION'の場合は、カレント・セッションを使用しているカレント・アプリケーションにのみこのアイドル時間が適用されます。 |
例1
次の例に、SET_SESSION_MAX_IDLE_SECONDS
プロシージャを使用して、カレント・アプリケーションの「最大セッション・アイドル時間」属性を1200秒(20分)に設定する方法を示します。開発者がアプリケーションの「最大セッション・アイドル時間」属性をアプリケーション定義で0(ゼロ)以外の値に設定しなかった場合、このAPIコールは機能しません。p_scope
入力パラメータでデフォルト値の'SESSION
'を使用できるようにすると、次の例は、カレント・セッションを使用しているすべてのアプリケーションに実際に適用されます。複数のApplication Expressアプリケーションで共通の認証スキームが使用され、それらのアプリケーションが共通のセッションでスイートとして動作するように設計されている場合は、このユースケースが最も一般的なユースケースとなります。
BEGIN APEX_UTIL.SET_SESSION_MAX_IDLE_SECONDS(p_seconds => 1200); END;
例2
次の例に、SET_SESSION_MAX_IDLE_SECONDS
プロシージャを使用して、カレント・アプリケーションの「最大セッション・アイドル時間」属性を600秒(10分)に設定する方法を示します。開発者がアプリケーションの「最大セッション・アイドル時間」属性をアプリケーション定義で0(ゼロ)以外の値に設定しなかった場合、このAPIコールは機能しません。p_scope
入力パラメータのデフォルト値を上書きして'APPLICATION
'に設定すると、次の例は、他のアプリケーションで同じセッションが使用されている場合でも、カレント・セッションを使用しているカレント・アプリケーションにのみ実際に適用されます。
BEGIN APEX_UTIL.SET_SESSION_MAX_IDLE_SECONDS(p_seconds => 600, p_scope => 'APPLICATION'); END;