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FETCH_USERプロシージャのシグネチャ1

このプロシージャは、ユーザー・アカウント・レコードをフェッチします。このプロシージャを実行するには、カレント・ユーザーに作業領域での管理権限が必要です。このプロシージャには、オーバーロードされたバージョンが3つあり、許容されるパラメータやシグネチャはそれぞれ異なります。

シグネチャ1の構文

APEX_UTIL.FETCH_USER (
    p_user_id                       IN                    NUMBER,
    p_workspace                     OUT                   VARCHAR2,
    p_user_name                     OUT                   VARCHAR2,
    p_first_name                    OUT                   VARCHAR2,
    p_last_name                     OUT                   VARCHAR2,
    p_web_password                  OUT                   VARCHAR2,
    p_email_address                 OUT                   VARCHAR2,
    p_start_date                    OUT                   VARCHAR2,
    p_end_date                      OUT                   VARCHAR2,
    p_employee_id                   OUT                   VARCHAR2,
    p_allow_access_to_schemas       OUT                   VARCHAR2,
    p_person_type                   OUT                   VARCHAR2,
    p_default_schema                OUT                   VARCHAR2,
    p_groups                        OUT                   VARCHAR2,
    p_developer_role                OUT                   VARCHAR2,
    p_description                   OUT                   VARCHAR2 );

シグネチャ1のパラメータ

表「Fetch_Userパラメータ・シグネチャ1」に、FETCH_USERプロシージャのシグネチャ1で使用可能なパラメータを示します。

Fetch_Userパラメータ・シグネチャ1

パラメータ 説明

p_user_id

ユーザー・アカウントの数値の主キー

p_workspace

作業領域の名前

p_user_name

ログインに使用する英数字の名前

参照: 「GET_USERNAMEファンクション」

p_first_name

情報

参照: 「GET_FIRST_NAMEファンクション」

p_last_name

情報

参照: 「GET_LAST_NAMEファンクション」

p_web_password

難読化されたアカウント・パスワード

p_email_address

電子メール・アドレス。

参照: 「GET_EMAILファンクション」

p_start_date

未使用

p_end_date

未使用

p_employee_id

未使用

p_allow_access_to_schemas

ユーザーの作業領域に割り当てられ、ユーザーによるアクセスが制限されているスキーマのリスト

p_person_type

未使用

p_default_schema

ユーザーの作業領域に割り当てられ、参照用にデフォルトで使用されるデータベース・スキーマ。

参照: 「GET_DEFAULT_SCHEMAファンクション」

p_groups

ユーザーがメンバーであるグループのリスト。

参照: 「GET_GROUPS_USER_BELONGS_TOファンクション」および「CURRENT_USER_IN_GROUPファンクション」

p_developer_role

コロンで区切られた開発者ロールのリスト。このパラメータで使用可能な値は、次のとおりです。

null: エンド・ユーザー(開発済アプリケーションに対してのみ認証可能なユーザー)を示します。

CREATE:DATA_LOADER:EDIT:HELP:MONITOR:SQL: 開発者権限を持つユーザーを示します。

ADMIN:CREATE:DATA_LOADER:EDIT:HELP:MONITOR:SQL: 作業領域管理者および開発者の完全な権限を持つユーザーを示します。

注意: 現在このパラメータの名前は一貫しておらず、CREATE_USEREDIT_USERおよびFETCH_USER APIと呼ばれています。ただし、これらのすべての名前が、指定されたユーザー・アカウント・レコードに格納されているDEVELOPER_ROLEフィールドに関連しています。CREATE_USERではp_developer_privsEDIT_USERではp_developer_rolesFETCH_USERではp_developer_roleが使用されます。

参照: 「GET_USER_ROLESファンクション」

p_description

情報


シグネチャ1の例

次の例に、シグネチャ1を使用してFETCH_USERプロシージャを使用する方法を示します。このプロシージャは、現在認証されているユーザーのIDを唯一のINパラメータp_user_idに渡します。その後、コードによって、他のすべてのOUTパラメータの値がローカル変数に格納されます。

DECLARE
    l_workspace                 VARCHAR2(255);
    l_user_name                 VARCHAR2(100);
    l_first_name                VARCHAR2(255);
    l_last_name                 VARCHAR2(255);
    l_web_password              VARCHAR2(255);
    l_email_address             VARCHAR2(240);
    l_start_date                DATE;
    l_end_date                  DATE;
    l_employee_id               NUMBER(15,0);
    l_allow_access_to_schemas   VARCHAR2(4000);
    l_person_type               VARCHAR2(1);
    l_default_schema            VARCHAR2(30);
    l_groups                    VARCHAR2(1000);
    l_developer_role            VARCHAR2(60);
    l_description               VARCHAR2(240);
BEGIN
    APEX_UTIL.FETCH_USER(
        p_user_id                   => APEX_UTIL.GET_CURRENT_USER_ID,
        p_workspace                 => l_workspace,
        p_user_name                 => l_user_name,
        p_first_name                => l_first_name,
        p_last_name                 => l_last_name,
        p_web_password              => l_web_password,
        p_email_address             => l_email_address,
        p_start_date                => l_start_date,
        p_end_date                  => l_end_date,
        p_employee_id               => l_employee_id,
        p_allow_access_to_schemas   => l_allow_access_to_schemas,
        p_person_type               => l_person_type,
        p_default_schema            => l_default_schema,
        p_groups                    => l_groups,
        p_developer_role            => l_developer_role,
        p_description               => l_description);
END;