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SELECT_LIST_FROM_QUERY_XLファンクション

このファンクションはSELECT_LIST_FROM_QUERYと同じですが、戻り値はCLOBになります。そのため、4000文字を超える列値を処理する必要があるSQL問合せで使用できます。APEX_ITEMパッケージで使用可能な他のファンクションと同様に、これらの選択リストのファンクションはF01からF50のフォームの配列要素でフォームを生成するように設計されています。

構文

APEX_ITEM.SELECT_LIST_FROM_QUERY_XL(
    p_idx           IN    NUMBER,
    p_value         IN    VARCHAR2 DEFAULT NULL,
    p_query         IN    VARCHAR2,
    p_attributes    IN    VARCHAR2 DEFAULT NULL,
    p_show_null     IN    VARCHAR2 DEFAULT 'YES',
    p_null_value    IN    VARCHAR2 DEFAULT '%NULL%',
    p_null_text     IN    VARCHAR2 DEFAULT '%',
    p_item_id       IN    VARCHAR2 DEFAULT NULL,
    p_item_label    IN    VARCHAR2 DEFAULT NULL,
    p_show_extra    IN    VARCHAR2 DEFAULT 'YES')
    RETURN CLOB;

パラメータ

表「SELECT_LIST_FROM_QUERY_XLパラメータ」に、SELECT_LIST_FROM_QUERY_XLファンクションで使用可能なパラメータを示します。

SELECT_LIST_FROM_QUERY_XLパラメータ

パラメータ 説明

p_idx

フォーム要素名。たとえば、1F012F02です。通常、p_idxパラメータは指定した列の定数です。

p_value

現在の値。この値はp_queryパラメータの値である必要があります。

p_query

2つの列(表示列および戻り列)を選択するSQL問合せ。次に例を示します。

SELECT dname, deptno FROM dept

これは、SELECT_LIST_FROM_QUERY_XLファンクションのみで使用可能であることに注意してください。

また、この問合せのSELECT句に指定されている列が1つのみの場合は、表示する目的および戻す目的の両方でこの列の値が使用されることにも注意してください。

p_attributes

追加するHTMLパラメータ。

p_show_null

NULLの選択を有効にするための追加の選択オプション。値の範囲はYESおよびNOです。

p_null_value

ユーザーがNULLのオプションを選択すると戻される値。p_show_nullYESの場合にのみ使用できます。

p_null_text

ユーザーがNULLのオプションを選択すると表示される値。p_show_nullYESの場合にのみ使用できます。

p_item_id

<select>タグのHTML属性のID。

p_item_label

アイテムに対して作成された非表示のラベル。

p_show_extra

p_valueの値が選択リストで指定されていない場合でも、 現在の値を表示します。


次の例に、SQL問合せに基づく選択リストを示します。

SELECT APEX_ITEM.SELECT_LIST_FROM_QUERY_XL(3,job,'SELECT DISTINCT job FROM emp')job 
FROM emp