ホーム > Oracle Application Expressのホスティングされたインスタンス管理 > 作業領域の作成 > スキーマへの作業領域の割当ての管理
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ユーザーがOracle Application Expressにログインする場合、作業領域という作業用の共有領域にログインします。各作業領域に、複数のスキーマを関連付ける(マップする)ことができます。開発者は、作業領域をスキーマに関連付けることによって、次のことを実行できます。
そのスキーマ内のデータベース・オブジェクトと相互作用するアプリケーションの構築
そのスキーマ内での新しいデータベース・オブジェクトの作成
トピック:
Oracle Application Express管理者は作業領域とスキーマの割当ての管理ページに、既存のスキーマと作業領域の割当てを表示できます。
既存のスキーマへの作業領域の割当てを表示するには、次のステップを実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「作業領域の管理」をクリックします。
「作業領域の管理」で、「作業領域とスキーマの割当ての管理」をクリックします。
作業領域とスキーマの割当ての管理ページが表示されます。ここには関連付けられたスキーマと環境内のすべての作業領域が表示されます。
ランタイム環境で既存のスキーマへの作業領域の割当てを表示するには、次のステップを実行します。
SQL*Plusを起動して、SYS
としてOracle Application Expressがインストールされているデータベースに接続します。次に例を示します。
Windowsの場合:
SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog
connect sys as sysdba
UNIXおよびLinuxの場合:
$ sqlplus /nolog connect sys as sysdba
プロンプトが表示されたら、適切なパスワードを入力します。
次の文を実行します。
ALTER SESSION SET CURRENT_SCHEMA = APEX_030200
次の文を実行します。
SELECT APEX_INSTANCE_ADMIN.GET_SCHEMAS(WORKSPACE_NAME)
FROM DUAL;
ここで、WORKSPACE_NAME
は作業領域の名前です。
次のステップで、既存のスキーマと作業領域の割当てを編集します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「作業領域の管理」をクリックします。
「作業領域の管理」で、「作業領域とスキーマの割当ての管理」をクリックします。
作業領域とスキーマの割当ての管理ページが表示されます。
既存のスキーマへの作業領域の割当てを編集するには次のステップを実行します。
作業領域名を選択します。
スキーマと作業領域の割当ての編集ページが表示されます。
新しい作業領域またはスキーマを選択します。
「変更の適用」をクリックします。
Oracle Application Express管理者はその他の既存スキーマを作業領域に関連付ける(マップする)ことができます。
追加スキーマを作業領域に関連付けるには、次のステップを実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「作業領域の管理」をクリックします。
「作業領域の管理」で、「作業領域とスキーマの割当ての管理」をクリックします。
作業領域とスキーマの割当ての管理ページが表示されます。
「作成」をクリックします。
スキーマの追加ウィザードが表示されます。
「新規または既存のスキーマ」で、「既存」を選択し「次へ」をクリックします。
画面に表示されるステップに従って、既存のスキーマを作業領域に関連付けます。
新しいスキーマが作業領域に追加されたことを検証するには次を実行します。
Oracle Application Expressの作業領域にログインします。
「作業領域」ホームページで、「作業領域スキーマ」リストを確認します。このリストには、現在この作業領域に関連付けられているすべてのスキーマが表示されます。
ランタイム環境で追加スキーマを作業領域に関連付けるには、次のステップを実行します。
SQL*Plusを起動して、SYS
としてOracle Application Expressがインストールされているデータベースに接続します。次に例を示します。
Windowsの場合:
SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog
connect sys as sysdba
UNIXおよびLinuxの場合:
$ sqlplus /nolog connect sys as sysdba
プロンプトが表示されたら、適切なパスワードを入力します。
次の文を実行します。
ALTER SESSION SET CURRENT_SCHEMA = APEX_030200
次の文を実行します。
BEGIN APEX_INSTANCE_ADMIN.ADD_SCHEMA(WORKSPACE_NAME, SCHEMA_NAME) END;
各要素の意味は次のとおりです。
WORKSPACE_NAME
は、作業領域の名前です。
SCHEMA_NAME
は、スキーマの名前です。
ランタイム環境で作業領域からスキーマ・マッピングを削除するには、次のステップを実行します。
SQL*Plusを起動して、SYS
としてOracle Application Expressがインストールされているデータベースに接続します。次に例を示します。
Windowsの場合:
SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog
connect sys as sysdba
UNIXおよびLinuxの場合:
$ sqlplus /nolog connect sys as sysdba
プロンプトが表示されたら、適切なパスワードを入力します。
次の文を実行します。
ALTER SESSION SET CURRENT_SCHEMA = APEX_030200
次の文を実行します。
BEGIN APEX_INSTANCE_ADMIN.REMOVE_SCHEMA(WORKSPACE_NAME, SCHEMA_NAME) END;
各要素の意味は次のとおりです。
WORKSPACE_NAME
は、作業領域の名前です。
SCHEMA_NAME
は、スキーマの名前です。
Oracle Application Express管理者は新しいスキーマを作成し、それを作業領域に関連付けることができます。
作業領域に新しいスキーマを作成するには次を実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「作業領域の管理」をクリックします。
「作業領域の管理」で、「作業領域とスキーマの割当ての管理」をクリックします。
作業領域とスキーマの割当ての管理ページが表示されます。
「作成」をクリックします。
スキーマの追加ウィザードが表示されます。
「新規または既存のスキーマ」で、「新規」を選択し「次へ」をクリックします。
「作業領域の選択」では、新しいスキーマを関連付ける作業領域を選択し「次へ」を選択します。
「スキーマの指定」で次のようにします。
スキーマ: 文字のみを使用した一意な名前を入力します。
ヒント: 新しいスキーマ名が一意かどうか検証するには、選択リストを開き、スキーマ名を検索します。 |
パスワード: パスワードを大/小文字を区別して入力します。
デフォルトの表領域: このスキーマで使用するデフォルト表領域を指定します。
一時表領域: このスキーマで使用する一時表領域を識別します。
「次へ」をクリックします。
情報を確認して「スキーマの追加」をクリックします。
新しいスキーマが作業領域に追加されたことを検証するには次を実行します。
Oracle Application Expressの作業領域にログインします。
「作業領域」ホームページで、「作業領域スキーマ」リストを確認します。このリストには、この作業領域に関連付けられているすべてのスキーマが表示されます。