ホーム > Oracle Application Expressのホスティングされたインスタンス管理 > 環境設定の管理 > レポート出力の構成
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Oracle Application Expressにより、エンド・ユーザーがPDFを含む様々な形式でレポートをダウンロードおよび出力できる機能が提供されます。この機能を設定するには、各ユーザーは次の出力設定を構成する必要があります。
サイト・レベル: Oracle Application Expressサービス管理者はこの項で説明するように、Oracle Application Expressインスタンス全体に対して機能のレベル(標準または拡張)を指定する必要があります。
アプリケーション・レベル: 作業領域管理者および開発者は「レポート問合せ」と「レポート・レイアウト」を定義できます。「レポート問合せ」と「レポート・レイアウト」は「共有コンポーネント」に格納され、特定のページには関連がありません。
ページ/リージョン・レベル: 開発者は特定のページの「レポート」リージョンを編集し、レポート出力を有効化できます。つまり、エンド・ユーザーが様々な書式でリージョンを出力できるようになります。Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの「クラシック・レポート・リージョンの出力属性の構成」を参照してください。
ヒント: Oracle Application ExpressをOracle Database 11gリリース1(11.1)以上で実行している場合は、レポート出力を使用するためにネットワークを有効にする必要があります。Oracle Application Expressインストレーション・ガイドのご使用の構成の「Oracle Database 11gのネットワーク・サービスの有効化」を参照してください。 |
トピック:
完全開発環境でレポートの出力を構成するには、次のステップを実行します。
Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。
「サービスの管理」をクリックします。
「環境設定の管理」で、「インスタンスの設定」をクリックします。
「レポート出力」までスクロールします。
「Oracle BI Publisher」で、次のいずれかを選択します。
標準サポート: デフォルトの設定です。この設定では、Oracle Application Expressに付属する組込みテンプレートを使用するか、その他のXSL-FO互換形式を指定して、レポート・リージョンおよびレポート問合せを出力できます。この設定では、RTF(リッチ・テキスト・フォーマット)はサポートされません。
標準サポートは、レポート・リージョンおよびレポート問合せの宣言型書式設定に、ページ属性(印刷方向、サイズ、列のヘッダー形式、ページのヘッダーおよびフッターなど)全体の基本的な制御を指定します。
拡張サポート: Oracle BI Publisher(Oracle XML Publisherとも呼ばれる)の使用許諾が必要です。拡張サポートでは、標準設定の全機能に加え、BI PublisherのWord Template Builderを使用して開発されたRTFベースのレポート・レイアウトを定義する機能が提供されます。
参照: Oracle BI Publisherのインストールおよび構成の詳細は、「PDF Printing in Application Express 3.1」を参照してください。次のWebサイトにアクセスしてください。
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「プリント・サーバーのプロトコル」で、プリント・サーバーが使用するプロトコルを選択します。
「プリント・サーバーのホスト・アドレス」で、プリント・サーバー・エンジンのホスト・アドレスを指定します。
「プリント・サーバー・ポート」で、プリント・サーバー・エンジンのポートを定義します。デフォルトでは、レポート・サーバーのインストール時に8888
に設定されています。
「プリント・サーバー・スクリプト」で、プリント・サーバー・エンジンのスクリプトを定義します。デフォルトの設定は次のとおりです。
/xmlpserver/convert
「変更の適用」をクリックします。
ランタイム環境でレポート出力の設定を構成するには、次のステップを実行します。
SQL*Plusを起動して、SYS
としてOracle Application Expressがインストールされているデータベースに接続します。次に例を示します。
Windowsの場合:
SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog
connect sys as sysdba
UNIXおよびLinuxの場合:
$ sqlplus /nolog connect sys as sysdba
プロンプトが表示されたら、適切なパスワードを入力します。
次の文を実行します。
ALTER SESSION SET CURRENT_SCHEMA = APEX_030200
次の文を実行します。
BEGIN APEX_INSTANCE_ADMIN.SET_PARAMETER(PARAMETER_NAME, PARAMETER_VALUE); END;
使用可能なパラメータの詳細は、表: ランタイム環境でのレポート出力パラメータを参照してください。
ランタイム環境でのレポート出力パラメータ
パラメータ名 | 説明 |
---|---|
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標準サポートまたは拡張サポートのいずれかを指定します。拡張サポートの場合は、Oracle BI Publisherの使用許諾が必要です。有効な値は、次のとおりです。
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有効な値は、次のとおりです。
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プリント・サーバー変換エンジンのホスト・アドレス( |
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プリント・サーバー・エンジンのポート( |
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プリント・サーバー・エンジンのスクリプトを定義します。次に例を示します。 /xmlpserver/convert |
ランタイム環境でのレポート出力設定を決定するには、次のステップを実行します。
SQL*Plusを起動して、SYS
としてOracle Application Expressがインストールされているデータベースに接続します。次に例を示します。
Windowsの場合:
SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog
connect sys as sysdba
UNIXおよびLinuxの場合:
$ sqlplus /nolog connect sys as sysdba
プロンプトが表示されたら、適切なパスワードを入力します。
次の文を実行します。
ALTER SESSION SET CURRENT_SCHEMA = APEX_030200
次の文を実行します。
SELECT
APEX_INSTANCE_ADMIN.GET_PARAMETER(PARAMETER_NAME)
FROM DUAL;
使用可能なパラメータの詳細は、表: ランタイム環境でのレポート出力パラメータを参照してください。