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割当てモードの指定

Oracle Application Express管理者は、Oracle Application Express開発インスタンスでの作業領域の割当て(または作成)プロセスの動作方法を決定できます。

「手動」割当てモードでは、Oracle Application Express管理者が新しい作業領域を作成し、作業領域管理者にログイン情報を通知します。「リクエスト」または電子メールの検証割当てモードでは、ユーザーがセルフ・サービス方式で作業領域を直接リクエストします。この方法では、ユーザーはログイン・ページ上のリンクを使用してリクエスト・フォームにアクセスします。作業領域リクエストが承認されると、該当するログイン情報が電子メールで自動的にユーザーに送信されます。

割当てモードを指定するには、次のステップを実行します。

  1. Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。

  2. 「サービスの管理」をクリックします。

  3. 「環境設定の管理」で、「インスタンスの設定」をクリックします。

  4. 「セルフ・サービス」で、割当てステータスを選択します。

    • 手動: Oracle Application Express管理者が新しい作業領域を手動で作成し、作業領域管理者にログイン情報を通知します。

    • リクエスト: ユーザーがセルフ・サービス方式で直接作業領域をリクエストします。このオプションを選択することにより、ログイン・ページにユーザーが作業領域をリクエストできるリンクが表示されます。ユーザーが作業領域をリクエストすると、各リクエストは承認用のキューに送信されます。リクエストが承認されると、ユーザーにログイン資格証明(作業領域名、ユーザーIDおよびパスワード)を含む電子メールが送信されます。

    • 電子メールの検証: 「リクエスト」とほぼ同じですが、各ユーザーは検証リンクを含んだ電子メールを最初に受信します。このリンクをクリックすると、ユーザーの電子メール・アドレスが検証されてからリクエストが処理されます。その後にログイン資格証明(作業領域名、ユーザーIDおよびパスワード)を含む電子メールが送信されます。

  5. 「電子メール・プロビジョニング」から「無効」を選択すると、電子メールの検証で割当てを行う場合に、作業領域の割当てが完全に無効になります。電子メール・プロビジョニングを無効にした理由を示すメッセージをユーザーに表示するには、「メッセージ」フィールドを使用します。

  6. 前のステップで「リクエスト」または「電子メールの検証」を選択した場合は、「開発サービスURL」にURLを入力します(オプション)。

    入力した値は、リクエスト承認時の電子メールで使用されます。この設定によって、サービスのURLが定義されます。この設定を行わなかった場合、このURLはご使用の環境から導出されます。

  7. 「変更の適用」をクリックします。


注意:

ログイン・ページのリンクを使用してユーザーが作業領域をリクエストできるようにするには、Oracle Application Express管理者は前のステップで説明した「リクエスト」または「電子メールの検証」の割当てステータスを選択する必要があります。割当てステータスが「手動」に設定されている場合、ログイン・ページにリンクが表示されません。