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ランタイム環境の管理

Oracle Application Expressのランタイム環境では本番アプリケーションを実行できますが、管理者はWebインタフェースを使用できません。ランタイム環境にはアプリケーションの実行に必要なパッケージのみしか含まれていないため、ランタイム環境は外部からの攻撃に対して強い環境になります。SQL*PlusおよびAPEX_INSTANCE_ADMIN APIを使用して、Oracle Application Expressランタイム環境を管理できます。詳細は、Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの「APEX_INSTANCE_ADMIN」を参照してください。

エクスポートされたアプリケーションをランタイム環境にインストールするには、次のステップを実行する必要があります。

  1. 「作業領域のエクスポートおよびインポート」の説明に従って、アプリケーションが開発されたApplication Expressインスタンスから作業領域をエクスポートします。

  2. SQL*Plusを使用して、作業領域をランタイム環境にインポートします。

    • APEX_030200SYSSYSTEM、またはロールAPEX_ADMINISTRATOR_ROLEが付与されているスキーマとして接続します。

    • 作業領域のインポート・ファイルを実行します。

      作業領域のエクスポート・ファイルがOracle Application Express 3.2より前のバージョンで作成されている場合、APEX_030200として接続する必要があります。

  3. SQL*Plusを使用して、アプリケーションをエクスポートし、ランタイム環境にインポートします。Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの「アプリケーションおよび関連ファイルのエクスポート」を参照してください。